趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド

Vol.040/らくちんハーレーライディング-6【重いクラッチをなんとかしたい】

2006年モデルからハーレーのクラッチは軽くなりましたが、それまでのハーレーは、国産のバイクに比べてクラッチが軽いとはいい難いモデルでした。そのためスムーズなクラッチ操作が行えず、止まるときにギクシャクしてしまうライダーが少なくありません。そこでオススメなのが2本指によるクラッチ・レバーの操作。渋滞で切ったりつないだりを繰り返していると、4本指で操作しなければクラッチの重さで指が疲れてしまう……という声もありますが、それでも2本指での操作がオススメです。

2本指のクラッチ・レバー操作

クラッチ・レバーには、A〜Bの遊び部分があります。実際にクラッチが切れたり半クラッチ状態になるのは、B〜Cの間の短い部分だけ。このB〜Cの間をしっかり意識し、まずはクラッチ・レバーを動かす幅を最小限に押さえることが大切です。しかも、動きは素早く。小さくクイックな動きを心がければ、シフト・チェンジもスムーズに行えます。2本指での操作と素早い動きを守れば、停車中を除いて必要のないストローク分を操作することがなくなるので、手の疲れがかなり違ってくるはずです。

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停車直前の裏ワザ

2本指によるクラッチ操作に慣れてきたら、停止する前にあらかじめニュートラル・ギアに入れるテクニックを身につけましょう。ベテランのライダーは信号などで停止する直前に、セカンド・ギアからチョコンと軽くチェンジ・ペダルを踏んで、あらかじめニュートラルにしてから完全に停まるという裏ワザを使っています。ロー・ギアまでシフト・ダウンせずに停車すると、停車中にニュートラル・ポジションを探す面倒な操作もなくなります。

さらに乗りなれたライダーになると、クラッチを切らずにセカンドからニュートラルへダイレクトに入れてしまいます。ミッションを傷めると心配する人もいるでしょうが、実はその方がスムーズなシフト・チェンジが可能。コツはセカンド・ギアのときにスロットルを全閉にしたまま、エンジンの回転数がアイドリング近くまで下がるのを待つことです。エンジン・ブレーキによる減速を感じるくらいのタイミングだと、回転数が高すぎてチェンジ・ペダルに硬さが残ってしまうので、注意しながら軽く踏んだつもりでも、ニュートラルを飛び越してロー・ギアに入ってしまいがち。

趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド まずはミッションを傷めないように、クラッチを切った状態で、チェンジ・ペダルを足の裏で軽く触り、セカンドからニュートラルへ入れる練習を。低速での練習を繰り返し、何度かうまくできたら、そこで初めてクラッチを切らずにニュートラルへ入れてみましょう。エンジンの回転数が十分に低ければ、チェンジ・ペダルが驚くほど軽く動くのに気がつきます。タイミングさえつかめば、失敗することなく誰でも簡単にニュートラル・ギアに入るはずです。この裏ワザを身につければ、クラッチ・レバーは発進の瞬間に操作するだけとなり、クラッチ操作による手の疲れが軽減されます。

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