趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド

Vol.035/ラクちんハーレーライディング-4【バイクを引き起こすコツ】

サイド・スタンドしか装備していないハーレーは、駐車するとサイド・スタンドのある左側に深く傾斜します。左側通行の日本では、道路の水はけを良くするために路肩へ向けて角度が付いているので、余計に左側へ深く傾いてしまうのです。というのも、ハーレーの母国・アメリカは右側通行なので、サイド・スタンドで駐車した時、深く傾かない設計になっているわけです。

重さと傾斜で、引き起こすのは至難の業

上記のような設計になっているため、ハーレーを引き起こす時、日本では特に車体の重さと格闘しなければならないこともしばしば。駐車した道路の傾斜がキツいと、小柄な女性ライダーであれば誰かの助けが必要になることも……。腰を車体にあてがってバイクをなんとか直立させることはできても、そのまま跨るのは至難のワザ。イラストのように右足がシートに引っ掛かり、反対側へ倒れてしまいそうになります。

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そこでもっとも確実なのは、サイド・スタンドを立てたまま跨り、そこから車体を引き起こす方法。しかし問題はやはり、車体の重さです。ハンドルを持って引き起こそうとしても、ビクともしないことがあります。このような場合に効果的なのは、勢いをつけて、その反動を利用して引き起こす方法。これならばわずかな力でも軽く引き起こすことが可能です。

少しの力で確実に引き起こせる

趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド まず腰を車体から離しておき、勢いをつけて左の内モモをシートにぶつけて車体を揺らします。コツは、これでもかというほど思い切りぶつけること。あらかじめ弾みをつけ、起きなかったら止まらずに繰り返し続けるのがポイント。何度目かに直立する付近まで起きてきたら、体重を右側にかけてそのまま待てば、ゆっくりながらも意外とあっけなく車体は起き上がります。まずは道路の傾斜が浅いところで練習をしてコツをつかんでおくことがオススメです。

趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド 直立に近いところまで起こせても、慣れないうちは、そこからが重くて難しく感じるかもしれません。その理由は直立付近の動きを急いでしまうから。ゆっくり動かせば、それほどの重さではないことに気づくはずです。また腕で引っ張るわけではないので、余計にリキむ必要はありません。

イメージしにくい場合は、車体を直立させた状態でゆっくり左右に体重をかけて、傾けてみましょう。そうすることで、理屈を身体で感じることができます。まずは誰かに手伝ってもらいながら練習してコツをつかみましょう!

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