5月になると高峰山に広がる唐松群の新緑がまさに最盛期。このあたりで有名なルートは「鬼折ハイウエー」ですが、今回はあえてメジャーな道を避けた穴場ルートをご紹介します。
上信越自動車道の小諸ICを降りると見えてくるのが「チェリーパークライン」です。その名のとおり道の両脇には、5月中旬に見頃を迎えた山桜の木々が茂っています。この標高2000mの高峰山へと一気に駆け上るワインディングの目玉は、なんといっても九十九折のヘアピンカーブ! 走り好きのライダーにはたまらない手応えのあるコーナリングが楽しめます。ビギナーは緊張してしまいそうですが、数年前に綺麗に塗装された道路は走りやすく、車の通りも少ないので、焦らずゆっくり挑戦しましょう。
思う存分走りを堪能した後は、尾根沿いにあるランプの宿「高瀬温泉」へ。標高2000mの山上にあるこの温泉は“雲上の湯”とも称され、宿泊客はもちろん登山客やライダーの立ち寄り湯としても最適なロケーションです。ゆっくり源泉に浸かって、疲れた体を癒しましょう。日帰りでも十分楽しめますが、余裕があればぜひ宿泊してみたい大自然の宿です。
その後、県道94号線を北上すると、見渡す限りキャベツ畑の広がる「嬬恋パノラマライン」がライダーを迎えます。どこまでもまっすぐに伸びる長い一本道は、まるで北海道の大地を走っているかのよう! 都内から数時間でアクセスできるとは思えないロングストレートと360度のパノラマが、日々の喧騒を壮快に吹き飛ばします。
折り重なるワインディングと壮大な一本道の両方を味わえる浅間エリア。新緑と涼風が重なるいまだからこそ訪れたい絶好のスポットといえるでしょう。