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Vol.021/タイヤ交換のススメ 後編【タイヤ交換時のタブー】

前回は、タイヤの交換時期を見極めるポイントを説明しました。実際に愛車のタイヤをチェックして交換の必要性を感じたら、できるだけ早くタイヤのプロショップに行くことをオススメします。そこで、今回はタイヤ交換時の注意点をお教えします。

バイクのタイヤは前後同時交換が鉄則

乗り方にもよりますが、バイクのタイヤは一般的にエンジンの駆動力がかかるリヤタイヤのほうが早く減ると言われています。だからといって、減ったリヤタイヤだけを交換して、フロントはそのままというのは絶対に避けたいところです。バイクは前後輪でバランスを取って走るため、前後の性能や特性が少しでも異なると、いざというときにバイクの挙動が不安定になります。また車体を傾けた時に前輪が内側へ切れ込むなど、乗りにくいハンドリング特性になってしまう可能性もあります。タイヤは必ず前後セットで最適な性能を発揮できるよう、ミリ単位の緻密な設計がなされているのです。片方だけ交換するなら、換えないほうがまだましでしょう。

前も後ろも同じ銘柄のタイヤに

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同じ理由で、前と後ろに別の銘柄のタイヤを装着することもNGです。例えばフロントが思った以上に切れ込んだり、リヤが暴れるなど、前後のどちらかに不満を感じたとします。そうしたケースはタイヤの空気圧やサスの調整が合っていないなどの理由が考えられますが、それを勘違いして前後でタイヤの銘柄を変えたりすると、ますますバランスを崩して操作しにくいバイクになってしまいます。必ず同じメーカーで同じモデルのタイヤを前後セットで装着しましょう。また、指定と大幅に異なるサイズのタイヤに換えるのも同じこと。バイクもまた、指定のタイヤサイズで最適な性能が得られるように設計されているのです。

同じサイズのタイヤでも、レースに対応できるくらいのハイグリップタイプから、耐久性や乗り心地に重点をおいたツーリングタイプ、さらには街乗りからワインディングまで幅広く楽しめる中間的なタイプまでさまざまな種類があります。ある程度「この車種にはこのタイプ」という目安はありますが、人それぞれで走り方やフィーリングは異なります。自分で下調べをして好みのタイヤを決めるのもいいですが、迷ったらプロに相談するのが一番。的確なアドバイスをしてくれるはずです。

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