都心からわずか1時間半という近さに加えて、少し足を伸ばせば秩父・長瀞などの秘境エリアも射程圏内に入る奥多摩はビギナーにもオススメのツーリングスポットです。多摩川の深い渓谷沿いを走るワインディングや、自然たっぷりの景観をあちこちで見せてくれるので、何度訪れても飽きることがありません。むしろ、ちょっとルートを変えるだけで新しい発見があったり、様々な表情を見せてくれるスペシャルエリアです。その奥多摩エリアでオススメのスポットを紹介します。
切り立った岩がそそり立つ、緑の深い渓谷にある神戸岩。約100メートルの高さを誇る大岩壁は、東京都の天然記念物に指定されているほどで、豪快な自然芸術が味わえます。
払沢の滝は高さが250メートルにも及ぶ東京一の名瀑です。毎年8月の夜にはライトアップされるなど、奥多摩の定番中の定番スポットです。厳冬期には凍り付いて氷爆となり、神秘的な姿を見せてくれます。また、払沢の滝からほど近い沸沢園では岩魚やキノコなど、奥多摩の幸と温かいおでんが存分に味わえます。冬の寒い時期に訪れると、まさに身に染みるウマさを味わえます。
かつてはドラム缶で作られていた奥多摩湖に浮かぶ2本の浮き橋。湖面を歩くという、都会では味わえない野趣を思い切り満喫できます。水位が大きく下がると取り外されることもありますが、歩くと揺れるのが楽しく、奥多摩を訪れたら一度は渡ってみたい橋です。
タイトな松姫峠の山道は連続するヘアピンを楽しめます。舗装されていますが、砂利が浮いている場所が多いので、スピードの出しすぎには注意。富士山を眺められるビューポイントもあります。
かつては有料だったうえ、バイクでは入れなかった奥多摩周遊道路。しかし、現在は走れるようになり、しかも無料。舗装状態もいい走りやすい道です。途中の月夜見駐車場からは奥多摩湖を望めます。
奥多摩むかし道はJRの奥多摩駅から小河内ダムまで続く遊歩道。途中にバイクも入れる区間があって、お地蔵さんや祠など民間信仰の名残や古い民家が点在するエリアを走れます。田舎情緒に触れられる、旅情あふれる道です。
奥多摩には昭和の雰囲気を色濃く残す旧街道が多く残っています。東京都下でありながら旅情を存分に味わえて、間道として林道が数多く伸びているので、オンロードでもオフロードでも楽しめます。奥多摩は箱根と双璧をなす関東を代表するツーリングエリア。十分に日帰り可能なので、まだ訪れたことがないライダーにはオススメです。