ご利用ガイドお問い合わせサイトマップ
sideriver.com こだわる大人のための趣味と生活のポータルサイト


趣味side/上達!ライディングテクニック

Vol.050/ウェットな路面での不安を克服 Part.1【雨・グリップ感】

雨が多くなるこの時期、ウエットな路面の走行に不安を覚えるライダーは多いはず。いつ滑るかわからないという警戒心から神経を遣い、乾いた路面での走行よりも極端に疲れるということも……。あまり過敏になると身体が硬くなって車体が曲がりにくくなり、さらに不安になるという悪循環に陥る可能性もあります。このような悩みを解決するためにも、ウエットな路面での確実な走り方をマスターしておくのがおすすめです。

後輪にエンジンの駆動を与え、グリップ感を得る

路面が濡れて滑りやすい状況では、まず速度を落とすことが先決です。しかし、ただゆっくりと走行していればいいというわけではありません。スリップに対する警戒心から、スロットルを開けるでもなくダラダラと走行していると、路面の小さなギャップを拾ってしまい、車体が小さく揺れる動きにまで不安を感じることになります。

ここでのポイントは、少しでも不安に陥らないように後輪にわずかでもエンジンの駆動を与えておくこと。さらにはエンジンの回転が低いほうが、スロットル・レスポンスが穏やかになり突然スリップすることがなく安心です。

“後輪に駆動力を与える”つまりトラクションのかかった状態にすることで、後輪から車体を前に押す力が加わり安定感が生まれるのです。また、リヤタイヤが路面に押しつけられて、タイヤトレッドの水はけを促す効果も。後輪が路面を蹴っている感じは、車体を介してグリップ感としてライダーに伝わります。バイクが路面をしっかりと捉え安定感が大きくなった状態を実際に試してみると、明らかに違うのがわかります。

上達!ライディングテクニック

トラクションのかかった状態をコーナーに応用する

上達!ライディングテクニック

ではこれを応用して、ウエットの場合のコーナーの曲がり方を見てみましょう。まずアプローチの減速は、手前から長い距離をかけて慎重に行います。そして曲がり始めるところで、ドライのときよりもグッとスピードを減速。曲がり始めたらすぐに後輪にトラクションをかけるので、コーナー出口に向かって加速していけるように、あらかじめ減速しておく必要があるのです。

浅いバンク角で曲がり始めたら、パーシャル(加速も減速もしないスロットルを少し開けた状態)はタイミングをとる程度のわずかな時間だけに済ませて、早めにスロットルを開け始めます。こうした結果、安心できる区間が長くとれるのです。

コーナー出口が想定していたよりも遠くにあり、トラクションをかけたままだとスピードが上がって旋回が大きくなると感じたときは、ためらわずにスロットルを閉じましょう。瞬時に速度が落ちるので、前輪へ荷重が増えないようにスロットルを閉じている間は一瞬にとどめ、すかさず開けている状態に戻すのがポイントです。


次回は「ウェットな路面での不安を克服 Part.2」をお伝えします。

発売中の「RIDERS CLUB」ではDVDで解説するライテク企画を掲載しています。
3月号は「怖くない進入のアプローチ。」 、 4月号は「旋回のテクニックと裏技。」 、 5月号は「コーナー立ち上がりの心得。」、 6月号は「ライテク簡単練習【進入編】」、 そして最新号の7月号では「ライテク簡単練習【旋回編】」となっております。テキストではわからないニュアンスが掴めるはずです。ぜひご活用ください!

バイク最新刊の紹介
RIDERS CLUB CLUB HARLEY 培倶人 DUCATI 
magazine
RIDERS CLUB
10月号
980円(税込)
CLUB HARLEY
9月号
980円(税込)
培倶人
10月号
730円(税込)
DUCATI
magazine
9月号
1,200円(税込)
ホンダバイクス BMW BOXER
Journal MINIMOTO完全ファイル vol.2
ホンダバイクス
Vol.25
980円(税込)
BMW BOXER
Journal Vol.32
1,200円(税込)
I LOVE SPORTSTER Vol.11
1,260円(税込)
MiniMoto完全ファイル Vol.2
1,680円(税込)
ページトップへ