体重を載せ換えることで、重い車体を軽々リーンさせる方法をVol.45でお伝えしました。今回はリーンをするときに焦ってやってしまいがちなアクションを紹介しましょう。身体の動きがほとんどないテクニックなので、慣れるまでは車体がリーンしているという感覚を得られないかもしれません。そんなときは急がず、練習を重ねることが重要です。練習のコツはVol.046を参照してください。
体重を載せ換えることでリーンさせるテクニックは、その感覚がつかみにくいことから焦ってしまい、自ら効率の悪い挙動を起こしてしまいがちです。その代表的なものを3つ紹介しましょう。
まず、イン側のステップを踏んでしまうケース。体重の載せ方で倒れるきっかけになることもありますが、いくら真下に向かって踏んづけてもリーンはしません。基本的にイン側のステップには加重せずにコントロールします。
次にハンドルで車体を倒そうとするケース。リーンはできますが、前輪をきっかけにして後輪が遅れてしまうため曲がりません。後輪側からのリーンにハンドルで弧を描く動きの加勢をすれば、一体感のある素早いバンク
最後に、腰を捻って車体を寝かそうとするケースです。これで車体が素早くバンクしても、後輪がいったん外に振り出される動きになるため、旋回のグリップにタイムラグが生じて曲がり方が弱くなってしまいます。
このように体重を載せ換えたり抜重して行うリーンは、その感覚を身体が覚えるまでは焦ってしまって、ついほかの部分に力を入れてしまいがち。基本的な動きを丁寧に重ねて、リーンのタイミングと立ち上がりまでのリズムをつかみましょう。練習方法は前回紹介していますので参考にしてください。 次回は「浅いバンク角で、強い向き変え」をお伝えします。
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