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趣味side/上達!ライディングテクニック

Vol.044/高回転域でのシフトダウンは危険!?【コーナリング】

シフトダウンをエンジンブレーキの効力を生かすため、なんて思い込んでいると、必然的に高回転域をキープしたほうが良いのだろうとイメージしてしまいがち。しかし前回お伝えしたように、シフトダウンはコーナーの立ち上がりで加速できる回転域をキープするためのテクニック。そこで今回は、いま一度シフトダウンの苦手意識をなくすために、高回転域でシフトダウンをする危険性について触れておきます。

高回転域からのシフトダウンはプロでも避ける

コーナリングアプローチのシフトダウンを、自分自身で難しくしてしまうことが多いということはVol.42で説明しました。ここでさらにその苦手意識をなくすために、あえて避けるべき、高回転域でシフトダウンしてしまうケースについて、その危険性をお伝えしましょう。

高回転域でのシフトダウンは、ベテランでも避けるほどの難しさがあります。それが4気筒スーパースポーツの6速ミッションのように各ギヤの減速比を近づけたクロスレシオ設定であっても、エンジンの回転差は大きくなりシフトダウンでショックが出ないようエンジン回転を合わせることも容易ではなくなります。そうなると、シフトチェンジのショックで後輪がロック気味にスキッドして、ライダーを不安に陥らせる原因が大きくなってしまいます。これでは避けたほうが賢明というわけです。

また高回転域では、スロットルワークも難しくなってしまいます。エンジンを高回転域にキープしようとすると、クラッチを切っている間の空吹かしはスロットルを大きく捻らなければなりません。しかし右手はコーナリングアプローチでブレーキレバーを握っているのです。スロットルを大きく捻るたびにレバー入力が増えてしまい、シフトダウンするときにグッとブレーキングが強まるという状況は、身に覚えのある人も多いでしょう。

その反対に、ハードブレーキングで強くレバーを握っているときは、スロットルを大きく捻りたくても右手が動かず、思わずブレーキを緩めてしまうこともあります。

上達!ライディングテクニック

このように高回転域でシフトダウンしようというのはネガティブな要素が多いので、怖い思いをして苦手意識を増幅させることがないよう、できる限り避けることをおススメします。


次回は「軽々リーンできる体重移動のコツ」をお伝えします。


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