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趣味side/上達!ライディングテクニック

Vol.040/トラクションがかかる開度って?【パーシャル・スロットルワーク】

前回からスロットルワークについてお伝えしていますが、スロットルの加減といっても、どこまで開けたらパーシャルか、そしてどこからがトラクションがかかる開度なのでしょうか? 走行中、どの回転域にあるかでパーシャル位置が変わるので、開度はそのときの状況によって変わる、というのが答えです。今回はそれがどういうことなのかを説明していきます。


そもそもパーシャルって?

まず自分のバイクのエンジンの、それぞれの回転域のパーシャルスロットルを探っておきましょう。パーシャルスロットルとは、スロットルの開度を加速も減速もしない状態を指します。すなわち後輪に駆動力がかかっていない状態です。「パーシャル位置なんて、開けていけばわかること」と思うかもしれませんが、間髪入れずにスロットルワークでバランスコントロールするメリハリの利いた走りというのは、そんなに分かりやすいものではないのです。

また、4気筒やツイン、シングルと、エンジン型式によってはもちろん、同じ4気筒でもエンジン回転とスロットル開度によるレスポンスの関係は、個々の特性でかなり違うものです。回転が高くなると意外なほど大きく開けないとパーシャル状態にならないということや、高回転域のレスポンスがシビアで、中速域を中心にスロットルコントロールするほうがいかに優位か、ということもしっかり体感しておきましょう。

上達!ライディングテクニック

回転が高くなるほど大きく開ける必要がある

エンジンの回転域によって、パーシャル状態や加速状態などの必要なスロットル開度が変わってくることは上記で説明しました。回転域を3つに分けてコツをまとめましたので、参考にしてください。

○低回転域
少し開けただけでエンブレがカットできるパーシャルになります。 加速できる開度が大きく残っていますが、レスポンスが鈍いのを忘れないようにしましょう。

○中速域
意外に大きく開けないとエンブレの減速をカットできません。 パーシャルから開けるときはレスポンスも過敏でないので扱いやすくなります。

○高速域
かなり思い切って開けないとパーシャルになりません。 開ける方のレスポンスも鋭いので、高い回転でのスロットルワークは避けたいところです。


次回は「小さなターンでスロットルワークを練習する」をお伝えします。

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