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Vol.037/コーナリングに敵無し!Part.1【複合コーナー・向き変え】

前回のVol.036では、曲がりきれなくなりそうな時にパニックに陥り、つい起こしがちな危険なアクションをお伝えました。ではそのような危険な事態を招かないようにするには、どんなテクニックを身につければいいのでしょうか。今回は、延々と曲率が変わっていくカーブでも危険を回避できる「多角形コーナリング」術を2回に分けてお伝えします。


複合コーナーの苦手意識が解消

上達!ライディングテクニック カーブが先のほうできつくなっている、いわゆる「複合コーナー」はワインディングでは珍しくありません。たいていはカーブの内側が山肌だったり、木が生い茂っていたりして、曲がる先が見通せないブラインドコーナーがほとんどです。ブラインドコーナーといえば、回り込んでいる場合に備えて進入スピードを控え、バンク角の浅いライディングをするしかない、とあきらめの境地に入っている人もいるのではないでしょうか。

こうした安全マージンを考えているライダーはまだしも、ふと気がついたらカーブがきつくなっていてパニック状態、なんてライダーは悲惨な事態になりかねません。そんな苦手意識や不安を解消する方法が、「多角形コーナリング」のテクニックなのです。

○多角的コーナリングとは
コーナーが長く続いていたり、入り口はそこそこのアールなのに奥でグッと回り込んでいる「複合コーナー」にさしかかったときに、このまま行くと曲がりきれないと感じたところでバイクを起こして、向き変え(直立からリーンする間が、最も方向を変えやすい)をし直すテクニックです。いったん旋回に落ち着くと一定の弧を描くことしかできないバイクでも、これならコーナーの途中でラインを変えられる、というワケなのです。


コーナーの先を見るクセをつける

旋回中の向き変え方法ですが、まずカーブの曲率がきつくなっているのを発見したら、そのまま行くと曲がりきれないということを素早く判断します。その瞬間にフロントブレーキを利用してバイクを起こし、いったんアウト側に寄ってから再びリーンし直すライン取りに変えるのです。

この多角的コーナリング術を最大限に活かすには、曲がりきれないと感じたときに慌てず素早く状況を判断して、迅速に対応することが大きなポイントになります。アウト側ギリギリまで粘ると、アウト側に寄る区間が短くなり、バイクを起こす余裕もなくなってしまいます。そうならないためには、コーナーの先の方を見てカーブの曲率がきつくなっているのを速く発見するように心がけることが大切なのです。万が一コーナーが続いても、この動作を何度でも繰り返せばいいだけなのですから。

上達!ライディングテクニック

次回は多角形コーナリング術のテクニックを詳細にお伝えします。お楽しみに!


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