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趣味side/上達!ライディングテクニック

Vol.033/久しぶりのバイクも怖くない_Part.2【加速G・中速トルク】

前回は、最後にバイクに乗ってから間が空いてしまったという人に向けて、バイクのリズムをつかむ方法をお伝えしました。自分とバイクの動きがシンクロしてバイクの動きを感じられるようになったら、次はエンジンの中速トルクを利用してバイクに馴染む方法を紹介しましょう。この方法は、常に同じ回転数でシフトアップを繰り返し徐々に加速していくというものなので、加速感に不慣れな場合や新しいバイクに乗るときにも有効です。

走り始めは回転を上げない

最高出力を発生する高回転域では、スロットルをわずかに開けただけでエンジンが鋭くレスポンスします。これはバイクに馴染んでいない状態のライダーにとって、警戒心を強めることになりやすいのは言うまでもありません。走り始めは回転数を上げず、レスポンスを穏やかにさせることで、まずは不安な気持ちを払拭しましょう。

加速するときは、たとえば3000rpmになったら必ずシフトアップを繰り返すようにします。それが慣れたら自分のペースに合わせて次第に4000rpmでシフトアップを繰り返し、次は5000rpmという具合に高めていきます。常に同じ回転数でシフトアップを繰り返しましょう。ただし、スロットル開度は大きめにすることがコツです。だらだらと開けていてはいつまでたってもバイクに馴染むことができません。中速域まではスロットルを大きく開けてもトルクで後輪が路面を蹴るまでにタイムラグがあり、ジワッと強まってくるので扱いやすく、安心して加速Gに身体を慣らしていくことができます。

上達!ライディングテクニック

バイクの動きを感じやすい身体にしよう

苦手意識や恐怖心に陥らないためには、まず身体をバイクの動きを感じやすい状態にしておくことが先決です。身体から力を抜き、なるべくリラックスしましょう。力が入っていると、たとえば路面の状態が悪くハンドルが左右に振れたようなとき、その動きがダイレクトに伝わり身体ごと振られやすくなります。力が抜けていれば適当に減衰できるだけでなく、その動きの質を感じられる状態になります。なるにまかせておいても大丈夫ということを身体に早く覚えさせるのです。

コーナーからの立ち上がりも、可能ならば同じように中速以下の回転域で大きくスロットルを開け、緩やかでも必ず後輪にトラクションがかかった状態にします。それによってバイクが安定するフィーリングを身体に覚え込ませましょう。

エンブレに頼らず、ブレーキを使おう

減速するときに、シフトダウンで強いエンジンブレーキを使ってしまうライダーがいるかもしれませんが、そうではなく、フロントブレーキだけでスピードを落とすよう心がけましょう。エンブレは2000〜4000rpmの間ではほとんど体感的な減速Gは感じられず、制動力も変化しません。エンブレは普通のブレーキのように一定の力では働かないので、速度調整のブレーキとして使うには不向きなのです。走り始めに中速域でシフトアップしていたら、そこからの減速はシフトダウンせずに、ブレーキングでエンジン回転をアイドリング手前まで落としてシフトダウンする、という走行パターンに慣れていきましょう。安心して自分でコントロールすることでライディングが楽しくなるので、慣れるまでぜひ練習を重ねてみてください。

上達!ライディングテクニック

現在発売中の「RIDERS CLUB 2008年5月号」はライテク企画第3弾「コーナー立ち上がりの心得。」を掲載しています。こちらも併せてご覧ください!

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