1098をはじめ、前傾の強いスポーツバイクのポジションは、不慣れだとかなりの負担が強いられます。その筆頭は両手。前傾姿勢のためハンドルを持つ両手で上半身を支えてしまい、体重がかかることで血流が滞ります。これが長く続くと手のひらが痛くなったり痺れたりして、疲れるだけでなく集中力を欠くという悪影響を及ぼします。それにハンドルに無駄な力が働くと、前輪が蛇角をつけるバイク本来の自然な動きを妨げ、スーパーバイクが得意とするコーナリング性能を犠牲にしてしまいます。
そこでまず背中を丸めるポーズをとり、路面からの衝撃で生じる上下動に対し、腰と背中を繋ぐあたりでクッションする動きをしてみましょう。そうすると、背中が両腕や肩など上半身を吊るように支えて、両腕から力が抜けているのに気づくはずです。
慣れないうちは違和感がありますが、頑張って下の写真のようなフォームをキープしましょう。後は手首を真っ直ぐに、両足で軽くニーグリップするなどしていれば、長時間のライディングでも耐えられる前傾フォームが身につきます。走行中も常にチェックして1日も早く馴染むことが大切です。
|