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趣味side/上達!ライディングテクニック

Vol.021/カーブに合わせたギア選びPart.2 【ローギアは使わない】

前回は、カーブの角度に合ったギアを紹介しました。街中のカーブでコーナリングするときは、2速か3速を使うのが基本。山道などのカーブが延々と続く大きなコーナーでは、4速以上を使うこともあります。しかし、日常において大抵のカーブは2、3速でアプローチして間違いありません。

これはヘアピンのような小さなコーナーでも同じです。もし2速でエンジンの回転が低すぎると感じても、ローギアまで落とすのはNG。半クラッチでうまく調節しながらでも、2速のままで走った方がギクシャクせず走ることができます。一般的にバイクのローギアは、2速とは大きく離れた減速比に設定されています(レースのホモロゲーション取得のために市販されている一部の極端なレプリカは除きます)。これは発進時には都合がよいですが、スピードがあまり出ていないときはアクセルのレスポンスが過敏すぎます。そのため、たとえ微速でも、走っているときは2速から1速に減速するのは避けましょう。

なぜ1速が危険なのか?

上達!ライディングテクニック

もし1速まで落としても、理屈で言えばアクセルを徐々に開ければスムーズに加速はできます。しかし実際にはアクセルをわずかに開けるだけでも、負荷が小さくて減速比の大きい影響がはっきりと出てしまい、唐突な加速の始まりにバイクがグラッと揺れてしまうのです。それは回転域でエンジンの上昇率が異なるために起こります。イラストのエンジンの性能曲線を見れば一目瞭然です。中速域のとき、アクセルが全開でもエンジンの回転上昇率は緩やかであるのに対し、ピーク域では一気に回転が上がります。猛烈にダッシュしたいときを除き、日常は低い回転域を使いましょう。

カーブで1速を使うことで起こる危険性

もし体重を預けるタイミングを合わせてバイクが揺れるのを防げたとしても、回転が上がれば今度は急激に後輪が滑り出してしまいます。少しでも後輪が滑り始めると危険です。エンジンの回転が一気に上昇する域にあるだけに、滑るのに加えて後輪が空回りして、大きくテールスライドしやすくなってしまいます。

上達!ライディングテクニック

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さらに中途半端にアクセルを抑えたまま2速にシフトアップすると、減速比が離れているので衝撃が出やすくなります。つまり少しアクセルを開いただけで、唐突に加速してしまうという危険性を持っているのです。このような危険を避けるためにも、街中のカーブではもちろん、コーナリングと呼べないような小さなカーブを曲がるときにも1速まで落とすのは避けましょう。

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