エンジンは圧縮率を高めるとパワーが出るのが特徴。ところが圧縮率を高めると、ガソリンが自然に爆発してしまう現象(ノッキング)が起こります。そこで圧縮比が高い高性能なエンジンのために開発されたのがハイオク。「オクタン価が高い(high-octan)」という意味で、圧縮比を高めても自然爆発せずにちゃんと爆発してくれるガソリンということを表しています。オクタン価とは、ガソリンのエンジン内でのノッキングの起こりにくさ(アンチノック性)を示す数値。値は0〜100で、オクタン価が高いほどノッキングが起こりにくいとされています。ちなみに軽油は対ディーゼルノック性を示すセタン価が利用されています。
ハイオクガソリンを使うエンジンはハイオクを使うようにセッティングされているので、そこにレギュラーガソリンを入れると不調になる場合もあります。また、レギュラー仕様のエンジンにハイオクを入れても性能的に意味はありません。むしろ低回転域ではノッキングの起こりにくさがアダとなり、レスポンスが悪くなる可能性もあるのです。ガソリン価格に左右されずハイオク仕様のエンジンにはハイオクを、レギュラー仕様のエンジンにはレギュラーを入れるようにしましょう。
レギュラー:JIS規格で決められているオクタン価が89以上のガソリン
ハイオク :JIS規格で決められているオクタン価が96以上のガソリン
軽油 :ディーゼル車に使用されるセタン価が35〜55程度の油
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