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趣味side/上達!ライディングテクニック

Vol.013/バイクは“後輪”で曲がる!【前後タイヤの密接な関係】

バイクのタイヤは前後で2本ありますが、それがどのように関係して曲がっているか知っていますか? 今回紹介する前後タイヤの関係性を知れば、曲がるときについついハンドルに力を入れることもなくなるでしょう。

まず仮に、前輪と後輪ふたつのタイヤがメインボディに固定されていて動かないとします。この状態で車体を右に傾けると、それぞれのタイヤがそれぞれに弧を描いて旋回しようとします。そのため、曲がろうとしても互いに旋回力が邪魔しあって曲がることができません。車体が傾いているにもかかわらず、ズルズルと直進してしまうことになるのです。

上達!ライディングテクニック

同心円上を曲がる2つのタイヤ

バイクが曲がるためには、どういう状態になっていなければいけないかを説明します。前輪と後輪の軌跡が“同心円”であること、つまり旋回する軌跡の中心点が同じになっていなければならないのです。その状態で車体が傾くことで、ようやく曲がれるのです。

上達!ライディングテクニック

まずは、後輪は車体に固定したまま、前輪は左右自由に首を振れる状態(フロントフォーク)にしておくことがポイントです。この状態で、“車体を傾ける=後輪が旋回する”と、それに追従して自然に前輪に舵角がつき、スムーズに旋回することができます。この構造であれば、前後のタイヤが同心円を描けるのです。

つまり、バイクが曲がるための主役はあくまで後輪です。そして基本的には、その後も後輪の旋回方向がバイクの進路を決めていきます。これを専門用語では「リヤステア」と呼んでいます。曲がるための原則のようなもので、すべてのバイクに当てはまります。今回紹介したことからわかるように、バイクが曲がる原理にハンドルは必要ありません。バイクに乗るときに、その原理を意識するだけでも今までのライディングとの違いを実感できるでしょう。

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