バスフィッシング用語集


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行


た行
テールスピンジグ
(tailspin jig):
金属製のボディーのテール部分にワイヤーが取り付けられ、ここにブレードが装着されたルアー。マンズのリトルジョージはその代表格で、アメリカでは他社製品もこの名称で呼ぶことが多い。
DQ/ディーキュー(DQ): ディスクオリファイ(Disqualify)の略語で、トーナメントなどにおいて失格になること。
ディープ/ディープウォーター(deep、deep water); 「深い」という意味。観念上の言葉なので、具体的な水深の基準はない。
ディンジー・ウォーター(dingy water): 泥などが舞って一時的に濁る状態をマディー・ウォーター(muddy water)と呼ぶのに対して、恒常的に透明度が低く濁った状態の水質を指す。ステインド・ウォーター(stained water)は水に色がついていて透明度は高いが、ディンジー・ウォーターは透明度が低い状態を意味する。バスフィッシングが盛んなアメリカ中南部ではこの水質のフィールドが多い。
ティンセル
(tinsel):
フライフィッシングのマテリアルとしてポピュラーな素材で、細く薄い金属片のこと。バスフィッシングではあまり多用されないが、独特の金属光沢を生かしてスピナーベイトやラバージグのトレーラーとして使用されることがある。近年では鏡面加工をしたプラスチック製のものもティンセルと呼ぶことが多いが、こちらは金属製と区別するためにマイラーティンセル(mylar tinsel)とも呼ばれる。
ディッチ(ditch) 一般的には排水溝や堀、または湖から水を引き込んでいる灌漑や農業用の水路を指す言葉。釣りの場合には水中にある溝などを指すこともある。
ティップ(tip): ロッドの先端部のこと。また、アメリカでは「耳寄りな話」という意味でも使われる。
テーパー(taper): 直訳すると「先細の、だんだん細くなる」という意味で、ロッドの調子を表す言葉。先端部が大きく曲がる、いわゆる先調子のロッドをファーストテーパー(fast taper)、ロッドの中ほどが大きく曲がる、いわゆる胴調子のものをスローテーパー(slow taper)と呼ぶ。また、この2つの中間をレギュラーテーパー(regular taper)、放物線を描くように曲がるロッドをパラボリックテーパー(parabolic taper)と呼ぶこともある。ただし、テーパーにはラインにおけるポンドテストのように明確な基準が存在しないため、メーカーによって若干の違いがある。
テキサスリグ
(texas rig):
ソフトベイトを使用する際のリグの一種で、中通し式のバレットシンカーを使うポピュラーなリグのこと。詳しくは「リグ」の項を参考に。
テクトロ
(trolling by walk):
「テクテク歩きながらトローリングをする」という意味の言葉から作られた造語で、本来はボートで行なうことを岸釣りの際に自分が歩くことで同じような状態を作ること。関西では歩くことを「てく」と呼ぶこともあり、こちらが語源という説もある。
デッドカーム
(dead calm):
風がなく、湖面が鏡のように穏やかなさま。凪、ベタ凪(ベタナギ)などとも呼ばれる。
デッドスティッキング
(dead-sticking):
ルアーを使う際のテクニックのひとつで、瀕死の小魚を演出するため、できる限りスローにルアーを操ること。おもにノーシンカーリグのストレートワームやソフトプラスチック・スティックベイトを用いることが多いが、他のソフトベイトやミノープラグなどでも使われることが多い。また、スポーニングシーズンにリザードなどのソフトベイトを使用し、スポーニングベッドやその周辺で動かさずに置いておくテクニックも、こう表現されることがある。
デッドスロー
(dead slow):
直訳すると「止まるほど遅い」という意味で、ボートを極力低速で航行させることを指す。具体的にはギアを前進に入れただけの状態で航行することで、湖上などの規則においてはアイドルスピード(idle speed)やノーウェイク(no wake)と表記されることも多い。また、ルアーをできるだけゆっくりと動かすことを指す場合もある。
デッドフィッシュ
(dead fish):
トーナメント用語で、死魚のこと。ほとんどのトーナメントの場合、死魚はペナルティーの対象になったり、検量の対象外とされる。死魚の判定法はトーナメント団体によってまちまち。
デッドベイト
(dead bait):
生きている魚や甲殻類をエサにすることをライブベイト(live bait)と呼ぶのに対して、死んでいる魚などをエサに使用すること。
テネシーグリップ
(tennessee grip、tennessee handle):
スピニングロッドのグリップ形状のひとつで、リールを装着するためのリールシートが装着されていないもの。このため、グリップ上の好きな位置に筒状の金具で挟んだり、テープを巻いて固定する。
デプスサウンダー/デプスファインダー(depth sounder/depth finder): 魚群探知機のこと。詳細は「魚群探知機」の項を参考に。
テレスコピック
(telescopic):
数本に分かれたロッドを継ぎ足して1本にするのではなく、振り出し式になっていて、しまうと1本になるロッド。また、フリッピング用など長いロッドにおいて収納性を高めるため、バット部の一部がグリップの中に収納できるロッドを指すこともある。可動式の望遠鏡(telescope)が語源とされる。
トーナメントバンド(tournament band、contest band): トーナメントに参加していることを周囲に知らせるため、船外機に巻き付けるゴムバンドのこと。アメリカではトーナメントに参加しているアングラーにのみ本来とは異なるルール(キーパーサイズやバッグリミットなど)が適用されるケースがあるため、湖上監視員が容易に見分けられるように使用されることが多い。コンテストバンド(contest band)とも呼ばれる。
ドゥードゥリング
(doodling):
ドゥードゥル(doodle)とは「いたずら書き」や電話などをしている際にメモをとる際のペンの細かい動きのことを意味する。バスフィッシングではテキサスリグのシンカーとフックの間にビーズを挟み、ロッドティップを細かく振るわせてカチカチと音を出すアクションのことを指す。アメリカのプロアングラー、ドン・アイビーノ(Don Iovino)が1987年に来日した際にこのテクニックを紹介し、広く普及した。
トゥイッチング
(twitching):
ミノープラグのアクションのひとつで、ロッドを軽くあおって水中でルアーを踊らせること。トゥイッチは直訳すると「ピクピク動く、痙攣する」という意味で、ロッドを強くあおる「ジャーク」より小さいアクションを意味する。
ドッグウォーク
(dog walk):
トップウォータープラグが左右へ首を振るようにして進むアクションのこと。おもにペンシルベイトのアクションを指すことが多い。ウォーキング・ザ・ドッグ(walking the dog)とも呼ぶ。
トップガイド
(top guide):
ロッドのもっとも先端部に装着されたガイドのこと。
ドラッギング
(dragging):
エレクトリックモーターや風、水の流れなどを利用してボートの速度を一定に保つことで、一定の水深でルアーをトレースするテクニックのこと。ロッドを手に持っている場合をドラッギング、ロッドホルダーなどにロッドを固定している場合をトローリングと呼んでいる。
ドラグ(drag): ラインブレイクを防止するためリールに備えられた機能のこと。ラインに強い負荷がかかった際、スプールが自動的に回転することで負荷を軽減する。ドラグレバーによって強さを調節することができる。
トランスデューサー(transducer): 魚群探知機やフラッシャーを使用する際、水中に音波を発振する装置。
トリガー(trigger): もともとは銃の引き金を意味するが、ベイトキャスティングロッドのグリップ部の人差し指を引っ掛ける箇所を指す。
トリム(trim): ボートのトランサムボードと船外機の角度。適正なプレーニング状態を保つためにトリムを調整することをトリム調整と呼ぶ。大型のバスボートの場合は電動でトリム調整を行なうが、小型の船外機の場合は手動で行なう。
トレーラー
(trailer):
アピール力を高めたりフォールスピードを調節するため、ラバージグやスピナーベイトに装着するソフトベイトやポークラインドのこと。また、スピナーベイトのフックにさらに追加するフックのことをトレーラーフック(trailer hook)と呼ぶ。車に牽引してボートを陸送するための器具、ボートトレーラー(boat trailer)も、略してこう呼ぶことがある。
ドレイン(drain): 直訳すると「排水」という意味で、一般的には湖沼などから流れ出る排水溝を指すことが多いが、釣りにおいては水が流れ出している小さな水路や降雨の後にできる流れ込みをこう呼ぶ。この呼び方はアメリカ西部で使用されることが多く、それ以外の地域では小規模な流れ込みを総称してクリーク(creek)と呼ぶことが多い。また、フロリダ州のように湧き水を水源とした湿地帯のフィールドでは、流れ込みや流れ出しのことを総称してキャナル(canal)と呼ぶケースが多い。ただし、キャナルという言葉の本来の意味は人工的に掘って作った水路のこと。これらの水路に対する呼称は地域によってまちまちであり、なおかつアングラーの主観によって基準が異なるので厳密に区別することが難しい。おおむね、規模としては大きな順からリバー→キャナル→クリーク→ストリーム→ディッチ→ドレインとなるようだ。なお、ボートを陸上げした際に底部に溜まった水を抜く穴のこともドレインと呼び、これを塞いでいる栓のことをドレインプラグと呼ぶ。
ドロップショットリグ(drop-shot rig): ソフトベイトを使用する際のリグの一種で、シンカーをラインの先端にセットし、フックをその上部にセットするもの。このリグはこの他“アンダーショットリグ”“ダウンショットリグ”“ツネキチリグ”とも呼ばれる。現在、“アンダーショットリグ”という呼び名はあまり一般的ではなく、国内では“ダウンショットリグ”や“ツネキチリグ”、アメリカでは“ドロップショットリグ”と呼ばれることが多い。ドロップショットリグはもともとアメリカでディープエリアのウォールアイなどをねらうためのものを指していたが、現在バスフィッシングにおいてドロップショットリグといえば日本同様の意味として用いられている。詳しくは「リグ」の項を参考に。


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行


釣り最新刊の紹介
BASS WORLD
8月号
700円(税込)
SALT WORLD
Vol.70
980円(税込)
トップ堂 No.37
630円(税込)
シイラゲームをマスターする本
924円(税込)
ページトップへ