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このシャツは通常はコレクター間での取引のみで、市場にはまず出回らないスペシャルな1枚です。最近ではヴィンテージのコレクションブックなどに掲載され、存在を知っている方も増えてきましたが、実物を見たことののない方がほとんどでしょう。
このシャツのブランドは「Star OF HOLLYWOOD」。星の刺繍も施されたこの三角タグが非常に貴重です。ハワイアンシャツや無地、チェック柄シャツなども稀に存在していますが、このブランドは謎に包まれており、このタグが付いたシャツというだけでも高値で取引されています。
そして「Star OF HOLLYWOOD」ならではのものといえば、今回のタランチュラのようなスパイダー柄、迫力ある数匹の蛇が牙をむいたスネーク柄、荒野に散らばる人骨にハゲタカが集るハゲタカ&スカル柄、大きな翼が描かれたウィング柄、そしてアメコミキャラのMAD柄のシャツですね。
かつてはキワモノ好き、モンスター好き、ホラーモノ好きのコレクターの間でのみ知られていました。 同じ生地のシャツで「SIR GUY」というブランド製も存在していますが、これは生地の納入先の大半が「Star OF HOLLYWOOD」で、一部が「SIR GUY」だったということを意味しています。どちらのブランドでも価値は変わりません。「SIR GUY」もこのようなキワモノ柄シャツを出しており、SIR GUYブランドでのみ存在しているのが干し首(吊るし首)柄のものです。 胸部に横一直線に走るロープに血の流れる生首が4体吊るされたデザインのものです。
全てカラーバリエーションは白、レモンイエロー、サーモンピンク、水色、ライトブラウンなど淡い色合いのものが存在していたと思われます。
自分はこの種の絵柄の存在を知ったのは、今から10数年前にスネーク柄を初めて見たときです。斬新かつ大胆なデザインで「本当に50年代の方が作ったものなのか!?」「レプリカの類か!?」という大きな衝撃を受けたことを覚えています。
自分としてはこのようなシャツは「ちょっと不良の匂いがする」ものが好みですが、このシャツはまさにそれに該当します。
この種の絵柄シャツは全てプルオーバー仕様で、キノコ型練りボタン、ループホール、そしてレーヨン素材というのがお決まりです。ハゲタカ&スカル柄はコットン素材のものしか存在していません。
50sシャツの中でも門外不出の頂点に君臨するのがこのシリーズ。お金を出して購入機会が皆無に近いキング・オブ・50sシャツと言えるでしょう。
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