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ウールスポーツジャケットは、1930年代から当時のカタログに登場しました。
ベルトラインくらいまでの丈、シングル襟で3ポケット、ウール素材がベースで所々にレザー切り替えが施されているものがほとんどです。
これは当時のレザージャケットで多く見られるデザインで、レザージャケットの廉価版というような位置付けだったようにも思われます。30年代のウールスポールジャケットでも鳩目付きジッパーや胸ポケットにボールチェーンのジッパーが施されたものなども存在していますが、これもやはりデザイン的にはレザージャケットとほぼ同じです。
実際に当時のカタログではレザージャケットが7〜14ドル、ウールスポールジャケットが4〜5ドルで掲載されています。
カラーは紺が圧倒的に多く、黒のものも紺ほど多くはありませんが見かけます。
今回ご紹介するものは、1940年代に製造されたLeeのウールスポーツジャケット。
斜めeの赤タグが首元に付いています。
Leeで作られたこの手のジャケット自体珍しいものですが、なんといってもこのカラーが非常に珍しい!なんと緑です。Leeのウールスポーツジャケット(黒)でも高価で取引されていますが、緑のものはまずお目にかかれません。
フロントジッパーはコの字留めのデコTALON、左胸にはリングチェーンのTALONジッパーが施されています。
肘にはレザーのエルボーパッチ、袖口とハンドウォーマーポケット口にレザーパイピングが施されています。
首元にはループホールとボタンが1つ施され、袖先には2つボタンのアジャスタ、ウエスト部には柄入りバックル付きのアジャスタが施されています
ボタンは全て練りボタンです。
この手のジャケットはウエストにアジャスタのあるものと無いものがありますが、やはりアジャスタ付きでウエストが若干シェイプされたものの方が人気があり、金額設定も高くなる傾向があります。
ウールスポーツジャケットはレザージャケットの廉価版であったと思われると説明しましたが、30〜40年代のものは、現在では逆にレザージャケットよりも見かけないですね。これはレザーよりもウールの方が圧倒的に耐久性が劣るためだと思います。
そんな中でもLee製でグリーンウールのものは極めてレア。このコンディションで現存するものはまず出てこないと思いますね。
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