コラム

ジーンズを選ぶ時のこだわり 〜第二章〜

ボタン
分かりづらいかも知れませんが、上の画像は、爪が1本爪のタイプのものです。『XX』には使われていない規格のボタンになります。下の画像は、爪が2本あるタイプで『XX』に使われていたボタンと同じ規格になっています。
星の数ほどあると言われているジーンズ。そのジーンズを自分の視点から選び、自身の取って置きの1本にして頂けたらと思い今回も前回同様に私なりのジーンズを選ぶ時のこだわりをご紹介させて頂きます。
今回はディテールに的を絞ってみたいと思います。

前回のコラムでもお話をさせて頂きましたが、9年前のレプリカジーンズの大ブレイクによって国内のヴィンテージディテールに対する技術は総体的に上がりました。
今となっては、ほとんどのメーカーが同じ様なディテールを再現出来るようになってきました。

ブーム以前は「どこのメーカーが一番『XX』に近いのか?」なんて特集が各雑誌で取り上げられたものです。
しかし、ディテール競争も頭打ちを迎えた時に各メーカーに一つの方向性が定まってきたのです。ブランドとしての独自のオリジナル性を高めるというテーマが新たに浮上してきたのです。

各メーカーはこれまでのコピーとしてのジーンズ作りより、自社のオリジナルジーンズをアピールするようになってきたのです。

前回もお話させて頂きましたが、実際にオリジナルの『XX』を隅々まで知っている方はほとんどいないので、各メーカーのオリジナル色を強めたジーンズ作りには私も大賛成です。

しかし、このオリジナル色を強めた結果、新たな問題が浮上してきました。 それはコストダウンによるディテールの削除です。
オリジナルの『XX』が削ぎ落としてしまったディテールを再び削ぎ落としてしまったのです。
背景には「うちのオリジナルは『XX』じゃないんだから・・・」、「こだわって作っても誰も見ないでしょ!」などといった理由が大半でした。

確かに『XX』のレプリカでは無いのですからそこまで再現しなくても・・・・というのは解りますが、元々目指していたところは『XX』だった筈です。モノ作りよりもネームバリューでモノが動く時代だからこそジーンズを愛する方々にはディテールにこだわり続けてもらいたいと思う次第です。

画像は、私なりにこだわっているディテールです。ご参考にして頂けたら幸いです。






パッチ
ジーンズとパッチが一体で縫われています。これも『XX』を代表するディテールですが、革ラベルの後付けのモノも存在しますので、ここはあまり気にしなくても良いディテールでしょう。
6番糸
『XX』には6番という太い糸が使われており、特殊なミシンを所有する工場のみが再現できるディテールです。ここのディテールは比較的ポイントの高い箇所です。同時に縫製に使用されている糸にも注目してみて下さい。コアスパンという綿糸とポリエステル糸の混合の糸が使われている場合があります。オリジナル同様に綿糸にこだわりたいディテールです。
ループ
パッチ同様にジーンズと一体でループが取り付けられたディテールです。しかし、こちらも後付けの『XX』が存在していますので、余りこだわる必要はないでしょう。




















裾の処理
ここは絶対にこだわって頂きたいディテールです。チェーンステッチ仕様のモノを選びたいところです。裾上げの場合にもチェーンステッチに拘っていただきたい箇所です。それからセルビッチ側からの処理が『XX』では一般的ですがこちらもロック側から処理されているものもありますので、特別こだわる事はないでしょう。
デルボマーズ
デルボマーズ土浦店

■住所:茨城県土浦市真鍋1-13-8
■営業時間:11時30分〜20時
■TEL:029-823-5661
■定休日:無休
■ホームページ:http://www.delbombers.net



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