このバッグの大きな特徴の1つがアルミの「口枠構造」。昔の郵便配達鞄にも使われていたクラシカルな開閉構造で、中身を十分に保護しつつ型崩れも防止できるという優れた機構です。丸みを帯びた個所の縫製には熟練が必要ですが、日本一の鞄産地・豊岡に居を構えるARTPHEREの卓越した技術により、素晴らしい仕上げになっています。
メインの収納部は3つの仕切りに分かれており、スケッチブックやパイプ椅子などを分けて収納することができます。また、前ポケットにも大小2つの仕切りがあり、画材ポーチや筆入れがスマートに収まります。
中仕切りの脇にあるファスナーをはずすとフルフラットに開くのもこのバッグの特徴のひとつ。荷物や画材の出し入れが容易です。(※.左の写真は、「柿渋染」のF6サイズです。)
柿渋:「柿渋」とは、文字通り、果物の柿の”渋”から取った日本古来の染料です。柿渋タンニンが主成分で、防菌、防カビ、防水、防虫、防腐、消臭、耐久性といった効果があります。漆器や団扇、和傘などの製造において使われる等、古くから日本人に愛されてきました。かの剣豪・宮本武蔵も、柿渋染めの布を鉢巻として、決闘に望んでいたそうです。