北川フラム氏:「海に渡る喜びがいっぱいで気持ちがよい」
原研哉氏:「この景色の中に自分も居た。小さな船で、こんなに晴れ晴れとテープ
が投げ交わされる光景も珍しい。Art setouchi開会の感動が胸に再来する」
上田義彦氏:「喜び、楽しさがワクワクする写真として力強く写っている」
「アートと海を巡る105日間の冒険」と題して瀬戸内の7つの島と高松を舞台に 行われた瀬戸内国際芸術祭。海外を含む18カ国75組の気鋭のアーティストたちが参加。来場者数は、当初予想の30万人の3倍を超える93万8246人と 大盛況で幕を閉じた。そして終了後、「瀬戸内Art Memory 2010 フォトコンテスト」が開催され、芸術祭の思い出を美しくそして楽しく切りとった多くの作品 が集った。特別審査員の北川フラム氏、原研哉氏、上田義彦氏の3名は、「作品そのものの技術の高さや芸術性よりも、プライベートな旅行写真としての“楽しさ”が純粋に伝わる点」を重視したという。それぞれの旅の楽しい記憶を堪能していただきたい。

- 北川フラム(きたがわ・フラム)
1946年新潟県生まれ。アートディレクター。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000〜)、「水都大阪」(2009)等を手掛ける。2003年フランス・芸術文化勲章シュヴァリエを受勲 
- 原研哉(はら・けんや)
1958年岡山県生まれ。グラフィックデザイナー、武蔵野美術大学教授、日本デザインセンター代表。近著『デザインのデザイン』は各国で翻訳。瀬戸内国際芸術祭では、VI、ポスター等を担当 
- 上田義彦(うえだ・よしひこ)
1957年兵庫県生まれ。日本を代表する広告写真家。また写真作品も国内外から高い評価を得る。代表作は、アメリカインディアンの聖なる森を捉えた『QUINAULT』等。
- 北川フラム氏:「15の漁協が大漁旗をたてて芸術祭を祝ってくれた。それがしゃぼん玉がもつ明るさに重なって嬉しい。」
- 原研哉氏:「偶然の一瞬だろうが、とても微笑ましい。魚のアートの人の好さそうなつぶやきに、少女が思わず振り向いた。腕を上げるポーズもかわいい。」
- 上田義彦氏:「不思議な力をもった写真。瀬戸内の美しい風景とイスのコンポジション、そこに人物、なんともいえない楽しい写真だ。」






























