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第1回 『めっちゃ好きやねん、北欧』
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はじめまして。今日からコラム「北欧手帖」を担当することになりました、しらきまりです。小さいころから北欧に憧れ、16歳のときに初めてフィンランドを旅して以来、もうどっぷりはまっている「北欧がめっちゃ好きやねん」な大阪人です。北欧の暮らしの中の雑貨やデザインなど、私的「北欧」をご紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
左写真[ヘルシンキの大聖堂] |
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今日は、フィンランドが生んだ巨匠、アルヴァ・アアルトの花瓶のお話です。
フィンランドはヨーロッパ北部に位置し、日本の約9割の国土で、人口は約520万人。「森と湖の国」と言われるように、国土の約7割が森林で、約1割が湖沼です。首都は美しい港町ヘルシンキ。
右写真[ヘルシンキのエスプラナーディ公園] |
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この国を代表する建築家であり、また工業デザイナーとして活躍したのが、アルヴァ・アアルト(1898−1976)。公共施設や住宅、教会など、数多くの作品を残した20世紀を代表する現代建築家のひとりで、家具やガラス製品などのデザインを手がけたことでも知られています。
左写真[ヘルシンキ郊外のアアルト・ハウス(自邸兼アトリエ)] |
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1936年にデザインされた花瓶「アアルト・ベース」は、フィンランドらしい湖の形をしています。曲線の美しいフォルムと、ぽってりとした厚みとあたたかみのあるガラス製で、誕生から70年近く経った今も世界中の人々を魅了している名品です。
私の手元にあるアアルト・ベースは、1989年にフィンランドでお世話になったホストファミリーから贈られたもの。以来、ずっと大切にしている宝物です。普段の生活の中では、なかなかお花を生けて楽しむ余裕がないのですが、この花瓶は“からっぽ”でも、とても美しいのです!
右写真[アアルト・ベース] |
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友人に「また行くの?」と呆れられつつ、今年2月に冬のフィンランドを訪れました。ヘルシンキの街をお散歩していると、アアルト・ベースなグッズを発見! 製氷皿とマグネットとクッキー型で、どれもアアルトがデザインした花瓶と同じ曲線というのがポイントです。
左写真[製氷皿、マグネット、クッキー型(上から時計回り)] |
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今日はお休みなので、アアルト・ベース型クッキーを焼いてみました。クッキーを焼くなんて何年ぶりでしょう。
右写真[ジンジャークッキーの生地を型で抜いたところ] |
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さくさくして美味しいジンジャークッキーが焼きあがりました。アアルト・ベース型アイスを入れた紅茶と一緒にティータイムです。
左写真[クッキー型] |
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グラスは アアルトの妻アイノがデザインした、「アイノ・アアルト タンブラー」を使いました。これも1930年代のデザインですが、モダンで今も新鮮な印象を与えてくれますね。見た目も美しいグラスの凹凸は、手が滑らないようにというアイノの女性らしい心遣いのデザインなのです。
右写真[クッキーとアイスティー(アイノ・アアルト タンブラーに入れて)]
では、また次回をお楽しみに。Hei Hei!(ヘイヘイ=フィンランド語でバイバイ)
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