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男の道楽倶楽部

Vol.32・バイク - 「大人のバイクはノスタルジック」

若いころ買えなかった憧れのバイクを今こそ買いたいと熱望する中高年ライダーが増えている。
たとえば、1969年に発売された「ホンダ」の「CB750Four」は、世界中のどのバイクも歯が立たないビッグバイクとして若者たちの羨望の的だった。当時は手が届かなかったが、お金と時間に余裕が出てきた今なら買って走らせることができる、というわけだ。

現行モデルと違ってメンテナンスの手間とコストがかかるが、そこは趣味に金を惜しまない中高年だ。最新車よりも満足できる1台のほうがいいに決まっている。旧車とはいえ、しっかりメンテナンスすれば最新車とはまたひと味違う感性で走らせることができる。実際、最近は旧車を専門に扱うショップもずいぶん増えている。

一方、現行モデルのバイクを往年の名車風に改造して楽しむ人たちもいる。ノスタルジックな雰囲気を漂わせるバイクは、街中での存在感もピカイチで、乗り手の満足度は高い。

往年の名車RCBを彷彿とさせる一台は179万円

Vol.32・バイク - 「大人のバイクはノスタルジック」 以前、ホンダだけのバイク専門誌『ホンダバイクス』と国内屈指のカスタムビルダー「ホワイトハウス」がコラボレーションして作った大人のカフェレーサー「CB750カフェ」は、各方面で好評を博した。というのも、CB750カフェの外観は70年代後半に世界の耐久レースで無敵の名を欲しいままに活躍した「RCB」そのものだったからだ。
世界中のホンダファンを熱狂させた1台が新車のCB750をベースに実現したとあって、当時の熱狂ぶり知っている人にはたまらなかったようだ。台数限定の受注生産で車輌価格も179万円と高価だったが、予約受付当日に待ってましたとばかりに申し込んだ人もいた。
その人気を受けて、2007年5月には新たにハーフカウルで外装にカーボンパーツを多用した「CB750カフェHF」を製作。限定5台の受注生産で、価格は同じく179万円。

今年、サイドリバーでは「BMW R50/2ドーバーホワイト」をレストアして販売。アメリカ向けに限定生産されたモデルで、徹底的なレストアを施し、150万円(消費税、諸費用別途)という値段をつけた。通常、このレベルの完全レストアでは250万円してもおかしくないということなので、分かる人には分かる“お買い得”な商品と言える。 詳細は弊サイトの特設ページで確認できる。

Vol.32・バイク - 「大人のバイクはノスタルジック」

(エイ出版社「ホンダバイクス」編集長・埜邑博道)

『夕刊フジ』2007年5月30日号掲載(※一部現在の内容に修正)


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