男の道楽倶楽部

Vol.27・ホビー - 「ラジコン飛行機」

Vol.27・ホビー - 「ラジコン飛行機」 自分の身長ほどもあるラジコン(RC)飛行機を大空に飛ばして楽しむ中高年男性が増えている。子供のころは高嶺の花だったが、大人になった今なら手が届くからだ。
零戦(写真)を代表とする戦闘機はラジコン飛行機の世界でも人気だ。戦後に出版された坂井三郎氏の「大空のサムライ」を知る方なら、零戦に対するあこがれはひとしおだろう。ミニチュアサイズとはいえ、実際に大空を舞う零戦のラジコン飛行機のスピードや音の迫力には圧倒される。

戦闘機が人気 10万円の投資から

また、ちばてつや氏の描いた漫画「紫電改のタカ」にも登場する「紫電改」をはじめ、「雷電」や「飛燕」などの人気も高い。
これら戦闘機の操縦を自ら味わうためには、訓練が大切だ。ラジコン飛行機の中には何百万円もする高価なものや、ジェットエンジンを積んだものもあるが、まずは10万円ほどの初期投資で、完成度が高く迫力も十分な全長1メートルクラスのキットを手に入れよう。

Vol.27・ホビー - 「ラジコン飛行機」

自然相手に遊ぶ!! 爽快感がたまらない

プロポ(送信機など)や動力系統などの周辺機器を最初にそろえてしまえば、次の1台は2‐3万円で飛ばせる。訓練を積み、意のままに操れるようになれば病み付きになる楽しさだ。そうしたノウハウについては、『ラジコン飛行機を始めるための本』に詳しく書いているのでぜひ読んでみていただきたい。

飛行機らしい音が魅力のエンジン機は広く親しまれているが、最近は電池やモーターを動力とした電動機が広まりつつある。機体に使われる素材も軽量で剛性が高くなった。
そうした電動機の恩恵を受けるのが、上昇気流や風をたくみに利用して飛ばす電動グライダー。翼長が1.8メートルほどもあるグライダーも、ひとたび上昇気流をつかまえれば、動力に頼らず高度を上げることができる。天気や時間帯などによって発生する場所が異なる上昇気流は、風になびく草や上空を舞う鳥などをヒントに探し出す。まさに、自然を相手にした遊びだ。

さらに、いかにもサスペンスドラマに出てきそうな岸壁で飛ばす「ソアリング」という楽しみ方もある。広く開けた海を背景にグライダーを操る爽快感はたまらない。

Vol.27・ホビー - 「ラジコン飛行機」 こうしたラジコン飛行機の世界に魅了された大人に向け、飛ばし方やセッティングのノウハウ、製品の最新情報などを提供している雑誌が「RC AIR WORLD」。創刊10周年を迎えた同誌では、大プレゼントを実施しているほか、オリジナルのTシャツ、キャップ、パーカーも販売している。

(エイ出版社「ラジコン・エア・ワールド」編集長・鈴木喜生)

『夕刊フジ』2006年10月4日号掲載(※一部現在の内容に修正)


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