男の道楽倶楽部

Vol.17・サーフィン - 「心を癒し、体を引き締める大人のサーフィン」

Vol.17・サーフィン - 「心を癒し、体を引き締める大人のサーフィン」 サーフィンを楽しむ中高年層が増えている。「今のサーフィン業界を支えているのは30〜50代」と言われるほどだ。そんな彼らが楽しんでいるのは、多くの若者が使うショートボードではなく、ロングボード(写真)である。

長さが約3メートルあるロングボードは安定感たっぷりで初級者にも乗りやすい。慣れれば沖から砂浜まで何十メートルものロングライドが可能だ。小さな波でも楽しめるので、現地に到着して波がなくガッカリすることも少ない。また、早朝の数時間でも十分に楽しめるため、1日を有効に使える。

波待ちをする間の海面にプカプカ浮かんでいる時間も非日常の感覚で癒やされるひとときだ。そのうえ、引き締まった健康体になれるとあって、本場ハワイでもアンチエイジング効果に改めて注目が集まっている。

大人が楽しむボードの売れ筋は20-30万円。ロングボードは力に頼らず、波のパワーに身を任せるゆったりした感覚が持ち味なので、ボードの機能性よりもテイストや雰囲気を重視して買う人が多い。

ボードの色やディテールにこだわり、自分の技術レベルや、よく訪れるポイントの波質に合わせた形状にするなど、購入者それぞれが自分好みのカスタムを楽しんでいる。

ロングボード専門誌『NALU』主催でイベントも開催

Vol.17・サーフィン - 「心を癒し、体を引き締める大人のサーフィン」 レトロな乗り味を求めて50年代後半に主流だったバルサ素材で再現したビンテージボードに乗る人もいる。ビンテージ品は最近のものより重くて性能が劣るうえ60万円以上と高価だが、流行に左右されず、一生涯を通して乗り続けられる喜びがある。レトロな感覚を楽しむ心の余裕−これこそ「大人の趣味」にふさわしい。

こうした海の遊びに目覚めた大人のサーファーに読んでもらいたいのが、隔月(偶数月)発売の雑誌「NALU(ナルー)」。ハワイ語で「波」という意味だ。ショートボード全盛の10年前からロングボードを全面に押し出し、大人が楽しめるサーフィン雑誌として発行を続けている。湘南あたりから都心に通う横須賀線の車内などでは発売日に読んでいる人の姿も多く目につく。

来る11月10日(土)にはNALU誌主催でイベントも開催。千葉県・太東海岸において行われるこのイベント「NALU SURF MEET」は、アマチュアロングボーダーがテクニックを競いあう大会ながら、ロングボード独特のゆったりした雰囲気が特徴。大会エントリーはすでに終了しているが、ロングボードの魅力を体感する第一歩として参加してみてはいかがだろうか。また、本サイトのサーフィンカテゴリーでは、初・中級者に向けたロングボードテクニックの動画が見られるほか、毎日の波情報の公開、国内外のトッププロと協力したオリジナルコラボグッズの販売も行っている。

(エイ出版社「NALU」編集部

『夕刊フジ』2006年10月10日号掲載(※一部現在の内容に修正)


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