男の道楽倶楽部

Vol.5・バスフィッシング-「“水面を割って出る瞬間”の魔力」

大人の趣味コラム「男の道楽倶楽部・Vol.5・バスフィッシング-「“水面を割って出る瞬間”の魔力」 釣りの中でも「バスフィッシング」は、手応えがなければ次々と場所を変えるアクティブな釣りだ。釣り方のスタイルはさまざまだが、とくに趣味性が強いのは「トップウォーター」スタイルである。
トップウォーターに使うルアー<写真1>は水に沈まない。水面上のルアーを本物の魚や虫のように泳がせて、バスを水面までおびき出すのが目的だからだ。自分がルアーをどう動かしたかもわかるし、しかも、水面を割って出てきたバスがそのルアーに食らいいつく瞬間も目撃できる。そのダイナミックさがたまらない。

魚にとって水面は危険な場所。だからこそ、水面までバスをおびき出すのは簡単ではない。一般的に、他の釣り方と比較しても、釣れる魚の数は減る。それでもこのトップウォータースタイルで釣りたいと思う人が後を絶たないのは、バスとの知恵比べ、根比べがアングラー(釣り人)を魅了するからだろう。

カヌーや手作りのルアーなど、クラシカルな雰囲気が楽しめる

大人の趣味コラム「男の道楽倶楽部・Vol.5・バスフィッシング-「“水面を割って出る瞬間”の魔力」 なかには、トップウォーターでしか釣りをしないという人もいる。彼らはトップウォーターフリークと呼ばれ、どれだけ釣ったかではなく、釣りの時間とスタイルを重視するのが特徴。最新鋭のバスボートで湖沼を高速走行する一般的なバスフィッシングと違い、アルミボートやカヌーで移動し、のんびりとクラシカルな釣りを楽しんでいる。

釣り道具にもトップウォーター専用のものがある。ロッド1本が3〜5万円と決して安くはないが、釣り方にこだわる人たちだけに道具にも当然こだわる人が多い。手間ひまかけてハンドメードでルアーを自作する人もいるほどだ。こうしたスタイルすべてが、トップウォーターの魅力と言える。

バスフィッシングの専門誌『バスワールド』の最新号では、そんなトップウォーターを特集。また、当サイト「釣り」カテゴリーでも、釣具メーカー「メガバス」とのコラボレーションによる3個セットの「トップウォータースペシャル」ルアーを先日限定発売した。
前回のコラボ第1弾では、3個セットで7000円の「ファーストムービングスペシャル」300セットを限定発売したが、約3時間で完売した。今回の限定販売でもおかげさまで同様に完売した。弊誌では今後ともトップウォーターフリークに向けたコンテンツや商品を企画していくつもりだ。

(エイ出版社「バスワールド」編集長・原康明)

『夕刊フジ』2007年7月3日付け掲載


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