男の道楽倶楽部

Vol.1・文具-「旅先で、カメラ代わりにスケッチ」

「旅先で、カメラ代わりにスケッチ」 デジタル全盛のいま、少なくなった手書きの機会を積極的に楽しもうという人が増えている。最近は文字を書くだけにとどまらず、旅先などでゆっくりスケッチを楽しむ中高年世代も多い。

いまやデジカメや携帯電話があれば目にしたものは簡単に記録できる時代。そこをあえて色鉛筆などを使って、自分で紙に描くのがスケッチのおもしろいところ。とくに旅先でのスケッチは良い思い出になる。あとで見返すと、目にしていた光景が写真とはまた違った臨場感とともによみがえってくるのだ。

すぐに始められる水彩画セット、大人仕様は68000円

趣味として楽しむスケッチに絵の正確さは必要ない。風景や対象物のおおまかな特徴さえ捉えておけば十分だ。細かいことは気にしないほうがスケッチに勢いも出る。

最近は旅先などで、微妙な色使いも楽しめる固形の水彩絵具を使う人が増えている。携帯するのにも便利だし、透明感ある色彩のスケッチをどこでも楽しめるので人気が集まっている。

固形水彩絵具は世界最高級の品が筆もセットで15,000円程度。いつか絵を描きたいと思っているならまず買ってみるのも悪くない。万年筆を買ってみて文字を書くのが楽しくなったという人が多いように、筆ならではの柔らかなタッチに魅了される場合も少なくないからだ。

さらに思い切って道具から入るなら、今年の第7回ホビー産業大賞も受賞した、株式会社クサカベの「旅の書斎」(=写真)がおすすめ。68,000円と高価だが、絵具や筆だけでなく、高級感あふれる革鞄にヨーロッパの名紙「ファブリアーノ」の手帖や桜材のパレット、ガラス製水入れなど、必要な全ての道具が収まった一品だ。持ち運びも全く苦にならない大きさなで、まさに大人の絵画カバンと呼ぶにふさわしい。

商品は文具カテゴリで取り扱っている。水彩画にメッセージを添えたハガキを旅先から投函、なんて理想的な余暇を過ごすのにもぴったりだ。定年退職記念のプレゼントにも喜ばれる。

(エイ出版社「趣味の文具箱」編集長・清水茂樹)


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