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MTB先進国では、MTBは他者に譲る……がエチケット
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写真左はカナダのトレイルを走る取材班。カナダでは、MTBがトレイルを走ることは、場所にもよるが“容認”されつつあり、日本の“黙認”とは状況が違う。そしてSHARE THE TRAILの考え方は上の看板、写真のように浸透している(写真はホースバックライダーに、バイクを降りて道を譲るマウンテンバイカーの姿)。日本もこうありたいね。 |
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これから先もずっとトレイルライドを楽しめるように
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山は誰のものだと思いますか?
MTBは山を走る乗り物として生まれた。だからボクたちは山に行ってMTBに乗っている。「山で乗るためのバイクなんだから、山で乗るのは当たり前=v。つい数年前まで、そして今もそう思っている。だから、「ここって走っていい場所なのかな?」なんて考えたことさえなかった。そんなとき、「山は誰のものでもない。つまりみんなの所有物≠ナ、誰もがバイクで自由に走り回っていい場所なんて、日本にはまずないだろうね……」なんて話を聞いた。つまり、山にも所有者がいて、しかも一つの山に細かな場所ごとに所有者がいる……という。
おそらく、「山は誰のものだと思いますか?」と聞けば、ほとんどの人が「みんなのもの」「誰のものでもない」と答えるのだと思う。じつは山で遊ぶ、もちろんMTBで走るのには、所有者(地主)や管理者の許可がいる、というのが現実。だが、現実問題として利用するすべての土地の所有者や管理者に許可をとることは不可能に近いわけで、マウンテンバイカーもハイカーもオフロードオートバイ乗りも、そこを利用することを黙認されているに過ぎない。「すんません、ココ通らせてもらってます」ってな具合に。
そして、「これから先もMTBで楽しくトレイルを走りたい!」わけです、マウンテンバイカーは。だから、ハイカーやオフロードオートバイ乗り、山で仕事する人々、生活道路として使用する人たち、はては野生動物(熊さん、イノシシさん、わかってくれるかな?)とも上手くやっていく必要がある。
トレイルライドを楽しむための「SHARE THE TRAIL」
最近チラホラ耳にするのが、「ここはオレたちのトレイルだ。だからヨソ者は入るな」的な意見。文面だけだとずいぶんな乱暴者のように聞こえるが、じつはこの言葉の裏にはいろんな思いがある。そのトレイルをMTBで走れるように、地主に交渉し、トレイルの整備をしていることが多い。気持ちはわからないでもないが、彼らの気持ちも「これから先もMTBで楽しくこのトレイルを走りたい!」に変わりはないはずだ。
このSHARE THE TRAILでは「善と悪」を決めるつもりはない。トレイルに関わる人々の活動の様子、MTB先進国の現状などもレポートし、その声(の裏も)を知ってもらい、何をすればイイのかはみんなと一緒に考えていきたい。現実を知った上で、トレイルに関わる人々とシェアするためには何をすればいいのか? シェアしようと思わせるには何を考えないといけないのか? を考え、行動できればこれから先もずっとトレイルライドを楽しめるようになる……と思うのだ。
(バイシクルクラブ 2007年12号 p76〜p77 掲載)
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SHARE THE TRAIL(シェアザトレイル)のステッカー
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トレイルに関わる人々(動物や植物も)との共存を考えるSHARE THE TRAILのステッカーが完成いたしました。
トップチューブやチェーンステーに貼れるロングタイプ、クルマに貼れる山型タイプもあります。
売り上げ金の一部はMTBが走れるトレイル作りや保全などに役立てたい。
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