トラトラ道場 基本テクニック編 6級



6級 20cmの段差にのぼる!!

トライアルといえば、足をつかないように障害物を越えていく競技の事。おそらく、最初は複雑な技とかはなく、今回のような段差に上ることから始まったはずだ。トライアルに限らず、自転車に乗っていて段差が邪魔だなと思う事は多いはずだ。ぜひともマスターしていただきたい。
また、今回の体の動きとリズムは、7級の前後の動きを、ブレーキ無しで発展させたようなものだ。「ブレーキを使わずに」というのが戸惑うだろうが、慣れてしまえば、その先にはバニーホップや、ウィリージャンプが待っている。体の動きやリズムをしっかりとイメージする事がマスターへの早道。
20cmという高さは、MTBであれば何もしなくても越える事ができる高さ。前輪さえ上がってしまえば後は体の力を抜くだけで上がれてしまう。
とにかく正面から段差にのぼれればオッケー!なので、案外簡単にできてしまうのでは?

手順の説明

方法がいくつかあるが、ここではちょっとコギの方法を紹介する。
まず、進入時に利き足ペダルを一番上に上げ、いつでもこげる準備をする。体を楽に、ゆっくりとした進入から頭を前上方へ移動し、体が動くきっかけを作る。コギ始めると同時に体を後へ移動。ヒジは使わずコギの力で前輪をあげる感じだ。
前輪は段差の手前側を狙って置く。前輪を置くと同時に体を一旦ハンドルに預けるようにバイクに加重し、その後前上方に大きくのびて後輪が浮くきっかけを作る。後輪から力が抜けたら、ハンドルを段差に押し込むようにすると、後輪が浮いて、引っかかる事無く段差にのぼれる。
バイクだけを押し上げるのではなく、自分が先にのぼってバイクを先導してやる気持ちが大切だ。また、ハンドルを腕の力だけで押し引きしてもバイクはいう事を聞いてくれない。体の動きのリズムも大事だ。リズムが良ければさほど力は使わず上れるはずだ。

写真で動きを確認

順に、ペダルをあげて進入。視線は段差のカドへ→ペダリングと同時にハンドル引きつけ→前輪が段差に乗ったら体を預けて→体を一気に前上方へ伸ばす→体が十分のびたらハンドルを押さえつけると後輪が浮いてくる。(赤丸は意識する位置・矢印は力の方向)

6級 20cmの段差にのぼる!!

注意すること

『高くあげようと思わない事』 7級までと同じで、高くあげる事に意味は無い。また、高くあげようとすると力みを生んで、前輪が上がった後、後輪がついてきてくれない事が往々にしてある。あくまで最小限にするべし。

『前輪の乗せる位置』 できるだけ段差の手前側に前輪を置くようにしよう。前輪を奥に置いてしまうと、後輪がすぐ段差に当たってしまう。バイクが進むスピードも気をつけると良い。

『ギア比』 師匠は22×19Tを普段使用している。前のチェーンリングが32Tであれば、後は27or28Tくらいの計算。これよりも軽いギアは使わない方が良いだろう。重くなる分には大丈夫だけど、重すぎると体の動きが鈍くなるので注意。



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