| さ行 |
| サイクルコンピュータ |
自転車に装着して走行速度、走行距離などを測る機械。 |
| 最大歯数差 |
キャパシティーともいう。フロントチェーンホイールのアウターギヤとインナーギヤの歯数差のこと。説明書などに設定されているこの数値を超えるギヤの組み合わせだと変速は可能だが、本来の性能を発揮できない。 |
| サスペンション |
車体とホイールを切り離し、ばねで浮かせた構造のこと。日本語では「懸架装置」(けんかそうち)。ばねが縮み、ダンパーが衝撃のエネルギーを熱に変換して衝撃を吸収するという意味と、想定されたとおりにタイヤを動かして位置決めするという意味を持つ。 |
| サドル |
自転車パーツの中で乗り手が座る部分。シートのこと。語源は「鞍(くら)」。自転車で人間が腰掛ける部分のパーツ。自転車では、人間が直接触れるのはグリップ(ハンドル)とペダル、そして、このサドルの3点でしかないので非常に重要。 |
| サドルバッグ |
サドルのワイヤーベース部分を利用して、その後方下部に装着する小物入れ。携帯工具やパンク修理キット、スペアチューブなどを入れると便利。 |
| シートステイ |
リアエンドからシートチューブ上面まで伸びている左右2本のパイプのこと。 |
| シートチューブ |
シートピラーの延長線上にあり、ハンガーシェルにつながるパイプのこと。フレームサイズとはこのパイプの長さを基準に決定する。 |
| シートピラー |
サドルを固定するための棒状のパイプ。 |
| シートピン |
シートピラーをフレームに固定するためのネジで、フレームに備え付けられている。 |
| シートレール |
サドル裏の二本のレールのこと。素材はクロモリ、チタン合金、バナジウム合金などがある。シートピラーと結合させることと、サドルの前後位置を調整することが主な役割。また、このレールの硬さでサドルの座り心地も変わってくる。 |
| シールドベアリング |
潤滑のグリスが流れてしまったり、異物が混入したりしないように、ゴムや樹脂でカバーされたベアリング。英語ではSealed Bearingで「シールされたベアリング」の意味。日本では「シールドベアリング」というと金属製のフタが付けられたもの(Shield Bearing)を指すので購入時は注意されたし。この混乱の元は英語をカタカナにすると両方とも「シールドベアリング」と読めてしまうためと思われる。 |
| 直(じか)付け |
フレームなどにパーツがアダプターなどを介さずネジなどで固定されること。例=直付け式フロントディレイラー。 |
| シフター |
ディレイラー(変速機)を作動させる装置。現在、MTB用としてはシマノのラピッドファイアープラス、デュアルコントロールレバー、スラムのインパルステクノロジー、グリップシフトの4つが主な方式となっている。 |
| シフトレバー |
ギヤチェンジを行うためのレバー。このレバーを動かすことにより、ディレイラーがワイヤーで引っ張られてギヤの変速が行われる。80年代まではフレームのダウンチューブにシフトレバーを装着するWレバーが通常だったが、現在はブレーキブラケット部分に変速機能を内蔵した、シマノのデュアルコントロールレバーやカンパニョーロのエルゴパワー、スラムのダブルタップコントロールなどの変速システムが一般的。 |
| シフトワイヤー |
ギヤチェンジをコントロールするワイヤー。シフトレバーの操作をディレイラーに伝える役目をする。 |
| シフトワイヤー |
ディレイラーを作動させるためのワイヤー。ブレーキワイヤーよりも力を必要としないため、細いものが使われる。また、「タイコ」と呼ばれる固定部分の形状も違う。 |
| シマノ |
現在、世界のスポーツサイクル用コンポーネントをリードしているパーツメーカー。ロードコンポのラインナップは、ヨーロッパのプロロードチームの多くに採用されるデュラエースを頂点に数グレードある。いずれのモデルも世界各国あらゆるレベルのサイクリストに高い評価を得ている。 |
| ショートケージ |
リアディレイラーのケージが短いもののこと。対応できる変速幅は狭いが、ディレイラーのスプリングの強さが同じだと仮定すると、チェーンの暴れに対して引っ張る力が強く(テコの原理)なるので、DHや4Xレースなどのユーザーに人気が高い。 |
| シリコン |
ケイ素(Si)と酸素(O)が交互に結びついた樹脂。一般的には無色透明無味無臭で化学的に安定しており、耐熱性、耐寒性に優れているという性質を持つ。この化学的に安定しているという性質から温度による粘度変化に強く、撥水性に優れており、潤滑剤として使われている。 |
| スイングアーム |
リアサスペンションでリアハブが固定されるアームのこと。基本的にはシングルピボットのサスアームを指すことが多い。 |
| スケルトン |
フレームの各部の寸法。この寸法を細かく変えることにより、同じ素材やチューブを使っても違う乗り味を作り出すことができる。作り手のノウハウが詰まっている。 |
| スターファングルナット |
ステアリングコラム内に圧入するメスねじの付いたナット。カタチが星形や花びら形に見えるため、この名で呼ばれる。その部分でコラム内に引っ掛かけ固定される。アヘッドセットのベアリングに圧力をかけるためのキャップを締める際に必要なもの。 |
| ストローク |
サスペンションの作動距離のこと。慣例上、インチ単位で表すことが多い(1インチは約2.54mm)。「ショートストローク」というと4インチ以内、「ロングストローク」は6〜7インチ以上のものを指す場合が多い。「トラベル」も同義だが、リアサスペンションユニットそのものの作動量を指す場合は「トラベル」ではなく「ストローク」というケースが多い。 |
| スパイダー |
クランクとチェーンリングを結合する星形のプレート状の部品。4本、もしくは5本の5mmボルトでチェーンリングと接続する。また、クランクと一体型の場合も多い。 |
| スプロケット |
チェーンと噛みあう円板状の部品のこと。クランク側を「フロントスプロケット」または「チェーンリング」、リアハブ側を「リアスプロケット」または「カセットスプロケット」という。単に「スプロケット」という場合はリアスプロケットを指す場合が多い。 |
| スペーサー |
部品同士のサイズの違いを吸収するためのもの。ステムの高さを調整するためにステアリングコラムにつけるリングやシートピラー用のものがおなじみ。たとえば後者の場合、30.9mm径のシートチューブに27.2mm径のシートピラーを使いたい場合は、約3.7mmの厚さの筒状のスペーサーを使えば本来スカスカのシートピラーも使えるようになる。「シム」という場合もある。 |
| スラッジ |
サスペンションオイルやチェーンなどに見られる摩耗による細かな金属粉。本来の意味は「沈殿物」やいわゆる「ヘドロ」のこと。潤滑が不十分な場合によく見られるのはもちろんのこと、潤滑が十分であっても新品の状態では加工したままの表面は実は凸凹しており、それが擦れて削られることで出てくる。放置しておくとスラッジそのものがさらに摩耗を呼んでしまうので、きれいにクリーニングする必要がある。 |
| スルーアクスル |
アクスル(シャフト)がハブ本体を貫通していること。クイックレリーズハブはシャフトがエンド内側までしかなく、固定はクイックレリーズの締めつけ力でエンドと挟まれているに過ぎないが、このタイプならエンドとハブ自体をねじで固定できるため、部分的な剛性を上げることができる。 |
| スレッドコンパウンド |
ねじ山のカジり、焼き付き、固着を防ぐため、ねじに塗る専用の潤滑剤のこと。特に熱伝導率が低く、摩擦熱が溜まりやすいので、ねじのトラブルが起きやすいチタン素材には有効。他の素材のねじの場合は普通の潤滑用のグリスで代用もできる。また、ねじ山の摩擦が減るので、締めつけトルクを安定させる効果もある。 |
| ゼロスタック |
ヘッドセットの規格の一つで、従来のようにヘッドセット本体が外に露出しないタイプのもの。一回り太いヘッドセットの内側にヘッドセットのワンとベアリングを挿入する。ヘッドの高さを抑えられるので、ポジションの自由度が上がるのがメリットの一つ。 |
| 専用工具 |
ある特定のパーツの取り付け、取り外しのために設計された工具のこと。コッタレス抜きやチェーンカッターなどが自転車の専用工具の代表的なもの。他にもほとんど個人で持つ必要はないフェイシングカッターやヘッド圧入工具なども専用工具にはいる。これらは工具の価格と自分が何回使う可能性があるかで割ってみれば、ショップに頼んだほうがはるかにコストがかからず、買う必要のないことがわかる。 |