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> 自転車用信号はいつも“クルマ”と同じではない!意外とむずかしい、“自転車用信号”のルール
信号無視は言語道断だがわかりにくい信号に注意!
7月のある日、都内の交差点で信号無視したロードバイクが、横断歩道を渡っていた自転車と衝突。横断中の自転車に乗っていた方が亡くなってしまう事故が発生した。非常に残念なことだ。
バイシクルクラブ読者のみなさんにとって「信号は守りましょう!」は今さら当たり前かもしれないが、もし「自転車だからいいや」と信号無視してしまう認識をお持ちの方がいたら、すぐに改めてほしい。
今回あらためて自転車の見るべき信号について調べてみたが、意外にも自転車の守るべき信号のルールが難しいことがわかった。
自転車の見るべき信号は、クルマがよくみている車両用信号(写真上左)だけでなく、歩行者・自転車専用信号(写真上中)や、ときには歩行者用信号(写真上右)も見ないといけない場合がある。まずは以下の3つを覚えておこう。
1.基本的には車両用の信号に従う。
2.ただし自転車横断帯がある場合、歩行者・自転車専用信号に従う。
3.やむをえず横断歩道を走る場合は歩行者用信号に従う。
※歩行者用信号は、歩道を走ることを認められた児童や高齢者が、歩道から横断歩道を渡るときのためのもの。ただし、歩道から横断歩道を自転車に乗ったまま渡ることは推奨しない
通常、車道を走っているときは車両用信号を見て走っているが、歩行者・自転車信号はわかりにくくて見落すケースが意外と多い。道路によっては、交差点に進入するまで従うべき信号がわからないこともある。
交通事故は、被害者はもちろん加害者にとっても悲惨なもの。事故を減らす意味でも車道を走る自転車にわかりやすい信号を期待したい。
自転車横断帯では歩行者側の信号を!
自転車で走行中、通常の交差点(写真上)であれば“車両用信号”、自転車横断帯のある交差点(写真下)では“歩行者・自転車用信号”に従わければいけない。
この場合、車道を走っている自転車は車両用信号に従うが、歩道を走ってきた自転車は歩行者用信号に従うことになる。対向車線の右折車からすると、自転車がどっちの信号に従うかもわかりにくい
自転車横断帯がある場合、車道を走っている自転車も、歩道(自転車通行可)を走っていた自転車も自転車横断帯を走る。このとき、歩行者・自転車用信号に従う。車道からの自転車には信号がわかりにくい
横断歩道を発見したらブレーキに手をかけよう!
車両が信号のない横断歩道にさしかかる際は、安全に停まれる速度まで「減速」し、歩行者(歩道を走る例外的な自転車も含む)が“渡っている”、または“渡ろうとしている”場合は「停止」しなければならない(道路交通法第38条)。現状では、この事を守れない車両がまだまだ多い。車道を走る自転車乗りならば、守りたい。
<BiCYCLE CLUB(バイシクルクラブ)2008年9月号 P.16〜P.17掲載>
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