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自転車が走りやすい道路ってどんな道路なの?
みんながどこを走ればいいかすぐにわかりやすい道路だ
写真は武蔵野市の一方通行の道路。自転車の進行方向を定めている。ルールをわかりやすくすることで、自転車とクルマが道路をシェアしている。 今回は都市計画の専門家にシェア・ザ・ロードについて聞いてみた。
クルマと自転車が共通の意識をもって走れる道路社会へ

都市計画の専門家もシェアザロードに注目!!
都市計画家協会
須藤あつし(エコまちづくりフォーラム)
大脇鉄也(国土交通省 国土技術政策総合研究所)
建築家や都市計画の専門化の集まる都市計画家協会で自転車について考える共に自転車好きの2人(もちろんスポーツバイクです)。今後、実際の街づくりでも自転車を活かした提案をするプロジェクトを進めていくという |
自転車は2種類存在する
「自転車と自動車が道路をシェアするという発想はすごくありだと思います」と都市計画家協会のメンバーとして自転車交通について研究する大脇、須藤両氏。
「実は昭和33年に制定された旧道路構造令では自転車と自動車が道路をシェアしていたんです。ところが昭和45年に道路構造令が改正され、自転車と自動車を分離するという発想になりました」。つまり今の道路は「自転車は歩道へ、自動車は車道」という発想で作られている。
「日本の自転車事情は特殊です」と大脇氏は続ける。昭和45年頃には自転車の事故死者数が1万6千人にも上り、道路構造令も自転車事故を減らすために改正された。当時は「自転車も自動車にとって替えられていく」と信じられていた。ところがその後オイルショックで事態は急変。再び自転車が注目され、自転車が増えた。そして歩道のための自転車「ママチャリ」が作られ、いわゆる「自転車は歩道という文化」ができ上がっていった。その結果、自転車が歩道に溢れてしまい、歩行者とトラブルを引き起こすという今の状況を生み出した。さらに「自転車は歩道」というルールのままインフラが作られ、さらに道路交通法も不整備のまま。また行政も自転車について考える部署はほとんどないに等しかったため、自転車問題はさらに深刻化した。
ところが、平成9年の京都議定書をキッカケに自転車を見直しがはじまり、国土交通省はじめ積極的に自転車の問題に取り組みはじめている。
「日本には速い自転車と遅い自転車が混在します。全部の自転車を車道通行にするには無理があります。そこでこの2つを共存させるために、自転車通行可の歩道と車道上に緩速車線を作るというプラン考えています」と大脇氏。
このプランを実施するためには自転車の明確なルール作りも必要となる。例えば自転車の進行方向。実は歩道上では進行方向が定められていないため、車道を逆送する輩が増えてしまっている。もはやマナーではない。明確なルールの提案もシェア・ザ・ロードを進めるための一歩となっている。
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自転車を熟知した専門家の考える道路(大脇プラン)
緩速車線を設けることで速い自転車と遅い自転車を共存させる。このプランのポイントは、交差点の手前で緩速車線をなくしている点だ。緩速車線を交差点まで通してしまうと、この車線に速度の速いクルマが流入し、意味をなさなくなってしまう。また、自歩道上の進行方向を定めるなどルールの設定が必要だ。
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