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ママチャリもロードバイクもすべて「自転車」という乗り物
自転車専門誌に出てくる「自転車」といえばスポーツバイク。でも日本で「自転車」といえば軽快車、いわゆるママチャリを指すのが一般的。補助輪付きのキッズバイクも軽く時速30kmを超えるロードバイクも同じルールで走らなければならない乗り物、それが「自転車」だ。
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自転車で何気なく歩道を走っていませんか?
自転車の国内市場動向調査(自転車協会)によると、平成16年度の日本全国の自転車保有台数は6794万8千台で、30年前のおよそ2倍に増えている。日本人の約2人に1人が自転車を持っている計算になり、これだけ多くの自転車が日本中を走っているにも関わらず、自転車の走る道は乗り手の判断に委ねられているのが現状。キッズバイクやママチャリの多くは歩道を、スポーツバイクは車道を走るケースが多いといえる。
もちろん、自転車は車道を走るのが基本だが何気なく歩道を走り、何気なく逆走しているサイクリストたちも多い。この「何気なく」という意識は自転車側に「車道を走ると危ない」という、クルマ側に「車道を走る自転車は邪魔」という誤った認識を作りあげてしまった。
現在の日本では自転車での走行が可能な歩道もあるが、都市部では対歩行者の事故が急増している。そもそも車道を走るべき自転車が歩道を走ることに無理があると思うのだが、ママチャリが一般的な自転車であること、日本の道の狭さなどを考えるとやむを得ない状況もある。これは欧米とちがって軽快車が自転車の基本になっているからなのだが、自転車は自転車、無防備な歩行者には凶器にすらなってしまう軽車両の乗り物だ。
何気なく歩道を走ることと、意識をもって状況判断で歩道を選ぶことでは大きく意味が違う。現在の日本では一概に歩道走行禁止とはいえないが、どんな自転車であっても「基本は車道」という意識をもって自転車に乗りたい。
(自転車生活 Vol.5 p66〜p67 掲載)
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