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激坂を難なくクリア……といいたいところだが
新年早々ひそかに大目標を立てているワタシ(内容はヒミツ)。そのためのトレーニングも兼ねて、会社のそばにある坂道を走ってきました。坂道と言ってもそんじょそこらにある坂と一緒にしてもらっちゃ困りますよ。ここは世田谷区岡本、通称(自称?)“伝説の激坂”なのです。距離にすると100m程度なのですが、斜度は22%。クルマで降りるときは「ジェットコースター気分が味わえる」ことで有名なのです。かのローディ仲沢氏もBC編集部在籍時代に、夜な夜なトレーニングのために走っていたそう。自分に上れるのか、ちょっと心配……。
じつは“坂を上ろう!”と考えたのにはもうひとつ理由が……。それは「今までSLC01でハードな坂を上ったことがない」。ペダルを含む総重量が6kgを切るマイSLC01は、何人かのローディの方から「そんなに軽くて、剛性を確保できるんですか?」と聞かれていたのでした。ツールなどで活躍しているフレームなんだから、大丈夫に決まっているジャン! と思いつつも試したことがなかっただけに、フレームに負荷がかかったときの感触を知りたい、というのも目的なのです。
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さて当日、坂の下まで走ってくると、さすがに壁のような迫力。勢いをつけてあがったものの、速度はどんどん低下傾向。“腰を高く、操り人形のように。ハンドルをひきつけて上半身を固定!”と坂道ダンシングのイメージを頭の中で反復しますが、イメージに反して重心は下がり、ハンドルにどんどん荷重がかかってきます。
ゼイゼイいいながらも、うれしい気持ちになったのはココ。フロントフォーク部分がたわむような感じはいっさいなく、ヘタレなワタシの体を自転車が支えてくれているという感触だったのです。ヘッド上部には3枚のスペーサー(約30mm)を入れているのですが、この部分のしなりもなく非常に心強い感じです。そしてもうひとつの喜びが“しっかりトラクションがかかってる!”こと。このくらいの坂で荷重が前にかかっているとリアホイールに荷重がかからず、極端に言えば空回りしそうなのですが、SLC01は踏んだぶんだけキッチリと前に進んでくれます。このあたりのフレームのしなりは、まさに絶妙。“猫に小判・豚に真珠”といわれようが、自分の力を強力にサポートしてくれるフレームのポテンシャルに感謝感謝、なのです。
さらには軽量なマヴィックのキシリウムESも、スピードの落ちたバイクをスイッと前に進めてくれる強い味方。峠仕様バイクの実力を改めて思い知らされました。
次回は、これまで乗ってきて気になっている部分の改良にトライする予定です。 (ピエール)
・BMCのお問い合わせ
フタバ商店 TEL 052-504-8345
・マヴィックのお問い合わせ
アメアスポーツジャパン TEL.03-5228-8988
(バイシクルクラブ 2008年2月号 p136 掲載)
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