自転車How-To

初めてのタイヤ選び MTB編・01

アスファルトの道から山へ。自然の中で遊べる自転車がマウンテンバイクだ。
タイヤを換えるだけでさまざまな路面を満喫できるようになり、MTBで行けるフィールドがどんどん広がる!

photo 講師紹介
サイクランドコーフー
永井隆正さん
〒142-0063 東京都品川区荏原4-6-4
Tel:03-3783-7881 Fax:03-3786-9541
営業時間 11:00〜21:00 (月・火・金・土)
11:00〜19:00(水・日・祭)
定休日 木曜日

軽さだけでなく耐久性の高さも大切

MTB界のご意見番(?)、サイクランドコーフーの永井隆正さんにタイヤ選びのポイントを聞いてみた。
「タイヤ選びのポイントは、性能のどの部分を重視するかが大切です。体力や路面状況でだいたいオススメのタイヤを選ぶことができるので、まずはショップに相談してみてください」ということで、具体的な選び方としては後述しておくのでそこを参考に。簡単なアドバイスとしては、まずは重量から。

「目安としてはクロスカントリー系が500g〜700g、フリーライドやダウンヒル系なら800g〜1kgぐらいが目安です。基本的に500g以下なら軽い部類ですが、軽いということは肉厚が薄い。つまりパンクしやすかったり、耐久性に劣ったりすることもあるので、日々のツーリングやロングツーリングには向いていませんね」と、耐久性にも注意している。

またMTB用はチューブを使わないチューブレスタイヤも多数あり、こちらは専用リムが必要。主にレースなどで使われている高性能機材だ。

チューブドタイヤとチューブレスタイヤ 2種類のタイヤのメリットとデメリット

チューブレスタイヤのほうが高性能……と一言で表すのはムズカシイ。
それぞれの良い点、悪い点を整理しておくことが良いタイヤ選びの第一歩だ。

初めてのタイヤ選び MTB編・01 初めてのタイヤ選び MTB編・01

メリット
ラインナップが豊富で、ライディングシーンに応じたきめ細かなタイヤ選びが楽しめる。それにパンク修理が簡単なので、だれにでも扱いやすい。同規格であればリムを選ばないのも大きなメリット。

デメリット
特に低圧時に段差に乗り上げたときなど、チューブをかみ切るようにしてパンクする、いわゆる「スネークバイト」の可能性は、チューブレスに比べて高い。多少空気圧にはシビアにならざるをえない。
  メリット
チューブとの摩擦がないことから、乗り心地が良くライダーが感じ取れる情報量も多い。また低圧で使用してもパンクを起こしにくい。重量面ではトータルで考えるとチューブドと極端な差はない。

デメリット
エア保持性がチューブドに比べて劣り、タイヤの構造や精度に左右される。専用のリムが必要。正しい手順でタイヤをはめないと、かなり手こずる。フロアポンプではビードが上がりにくいことも……


MTBタイヤはそれぞれの場面で効率よく走るようにできている!

初めてのタイヤ選び MTB編・01

タイヤに進行方向がある
向きを反対にすることで前後共用とするタイヤもあり、その場合はタイヤのサイド面に矢印で向きが表記されている。その場合、フロントは路面抵抗が小さいように、リヤは路面を捉えるグリップ力が高いように設定されている。 前後共用タイヤはブロックの角を一方だけ斜めにカットして路面抵抗を軽くなるようにしている(フロントの場合)。

フロントリアフロント用とリア用がある
フロントは横方向へのグリップ力を重視してコーナリング性能を高めるために、縦方向にブロックが並ぶ傾向。リヤは縦方向(進行方向)のグリップ力、トラクション性能を重視して横方向にブロックが並ぶようになることが多い。

折りたためるタイヤとたためないタイヤ
軽さも求められるXC〜フリーライド系のタイヤは、ビードにスチールワイヤーではなく、軽量なアラミド繊維を使う。軽いだけでなく折りたたみも可能で、複数のタイヤを使い分ける人には収納面でも便利。

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