BC女子部

「ホノルルセンチュリーライドを走りたい!」とイチ早く手を挙げていたタナチュウ。
その気合いに押されるように、同じくロードバイク担当(?)のワンワンがおずおずと名乗りをあげ、9月に向けて走り出しました!
前回見事に完走を果たし、オネエサン面してるヨシコ先導のもと、ホノルル企画の第1回はライディング講座です。

第6回 めざせ、ホノルル100マイル![NO.1 セッティング&カラダづくり編]

BC女子部
「ホノルルに行く=楽しい!」と短絡的に考えているような感じも受けるワンワンとタナチュウ(確かに楽しいんだけれどネ)。ちゃんと100マイル走るってことをわかってるのかしらん?

 ホノルルセンチュリーライドの100マイル(=160q)の距離感は、女子部で唯一完走したヨシコにしかわからないので(というより、ヨシコ以外ホノルルに行ってませんが)、ヨシコは二人を完走させるべく、部長風吹かしてアレやコレやと世話を焼くことにしたのです。

 これまでも、女子部でソレなりに頑張ってきた二人。いい加減わかってきたでしょ、と思いきや……!「サドル変えたら乗りにくくなったかも!?」、「こんなにブラケットって遠かったっけ?」、「サドル、低い?」

 残念ながら、まだこんな初歩的な疑問を抱いているようなのです。立派に完走させなければ……責任感をいっそう募らせたヨシコは思案するのでした。「タナチュウはサイクリング部出身で一番経験があるハズだし、ワンワンも100qは体験済みのハズ。だから、ココロの奥底であたためてきた(?)疑問を、ここらでしっかり解決させよう!」「ロングライドの練習もやらせるとすると、まずは正しいフォームとセッティングを身に付けてさせて……」。早くもガイドブックを買って盛り上がっている二人に、内山師匠を招いてビシビシ指導してもらうことにしたのでした。


BC女子部

今のポジションで100マイルを乗り切れるのか?

「まぁ〜乗り切れるかなぁ〜。やっぱり厳しいかな〜」なんて、根拠もなく考えても仕方がないでしょ、とヨシコ。
まずは乗りづらさを克服すべくローラー台に乗り、内山監督にセッティングとライディングフォームをチェックしてもらう。
プロに見てもらえるウレシさ半分、むちゃくちゃだったら恥ずかしい〜というドキドキ感半分ですよ。

■ワンワンのお悩み

1 前傾姿勢がツライです
2 ちょっと腰に負担が…
3 オシリがすぐ浮いちゃいます


サドルの位置と高さに難アリ!
「随分後ろ乗りになってますね。前傾がキツイのなら、サドルを少し前にしたら?」と内山監督。ロングライドでは特にサドルは低めのほうが膝がラク。かかとでペダルが踏める高さにしよう

「すごーい! かなりカラダがラクになりました!」と喜び、ローラー台でこぎ続けるワンワン。オシリも安定して、ペダリングがスムーズになったという。サドルのセッティングひとつで一気に悩みが改善された!


BC女子部
■タナチュウのお悩み

1 ブレーキが遠くて疲れちゃう
2 なんだか肩が懲ります
3 ペダリングがぎこちない


ハンドルの向き、下すぎない?
やや寝かせぎみのブラケット。「手前に起こすことで、ブラケットまでの距離が短くなるんですよ」と内山監督。ドロップ部までの距離は逆に長くなるが、使う頻度は少ないのでOK。ステムをこれ以上短くできない場合、こんな方法もあった

ブラケットを手前に起こして、サドル位置は高くして前へ出した。「なるほど!?」と納得。「ハンドルまでの距離が近くて、腕がラク! 背中のツッパリ感もなくなって、ペダリングしやすい!」 一目瞭然、自然なフォームとなった



不安だらけの2人、内山師匠に質問(攻め)

160キロというちょっと想像もできない距離を目の前に、2人の不安はどっさり山のよう。
ここぞとばかりに内山師匠に日頃のお悩みを、アレやコレやと質問攻めにしちゃいました。
内山師匠! どんな質問にも、優しく答えてくれてどうもありがとうございました! 私たち頑張りマス!

走る前にやっておくべきことは?
基本はストレッチです。足や腰を中心に全身のストレッチをやっておくのがいい。時間は最低15分。選手の中には30分から1時間と時間をかけてストレッチを行う人もいるくらい大事なんだ。疲れを防ぐためにしっかりカラダをほぐしてから走り出そう

100マイルの目標時間は?
初心者でも無理のない時速20qで走ると、160qは8時間ですよね。時速25q前後を目標にすれば、8時間のうちに休憩もとれて、いいペースで完走できるのでは。20マイルずつを目標に走れば、遠く感じないよ

疲れるとすぐペダリングが乱れます
カラダが疲れを感じると、フォームが乱れてヒザが開き、ガニ股ペダリングになりやすい。当然走りにくいわけだから、疲れたときも足はフレームと平行に回すこと。疲れを感じたら早めに休憩することも大切です

次の日に疲れを残さないためには?
運動直後にアミノ酸やミネラルを摂るのは効果的。そして、ストレッチをしよう。足先や手の先から、心臓に向かう方向で、筋肉をほぐし血行を促していく。使った筋肉は硬くなっているので念入りにね

サプリメントは用意するべき?
普段の食事で不足しがちな栄養素を補うのが各種サプリメント。ミネラル系のサプリメントはカラダにいいけど、直前に摂取しても効果は出てこない。1 ヶ月前くらいから継続して摂取しておこう。走っている間はアミノ酸やビタミンを摂ると疲労が回復しやすいです  (続きはバイシクルクラブ 2006年5月号をご覧ください)

(バイシクルクラブ 2006年5月号 P112〜P115 掲載)


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