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教えてくれたのは… ドクター永井
武蔵小山にあるショップ「KOOWHO」のオーナーにして、日本が誇るメカニック。センスのいい店内は初心者や女性でも楽しくなる空間。優しくていつも女子部は頼りっぱなし!
住所:品川区荏原4-6-4 TEL.03-3783-7881
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汚い自転車は万病のもと週に1回はお手入れしよう
「あ、永井さんがゴキブリ退治している!」なんて女子部にむかって言うのは誰ですか. 今月はゴキブリ退治ではなくて、自転車の掃除方法をみていこう。走れば走るほど汚れてしまうのが、自転車の運命。雨の日や悪路を走ると、真っ黒に汚れてしまうことも多い。汚れた自転車をそのままにしておくと、走行性能が落ちて走りにくくなるし、溜まった汚れはパーツの故障をも招きかねない。そもそも女子たるもの、いつも身なりは美しくありたい。自転車も然り、なわけだ。
そうはわかっていても、女子部の自転車は自慢じゃないけど汚い。忙しくって.と言い訳をしているけど(そもそも性格?)、やはり自転車の掃除は後回しになってしまうのが現状。キレイにしたいのは山々だけど、時間も場所もない。手が汚れるのはイヤだし、ケミカルはたくさんありすぎて何がなんだかわからない.! という世の女子のために、敏腕メカニック・永井さんが簡単にできる掃除法を伝授してくれた。「永井さん、汚い自転車の準備だけは完璧です……!」
あまりの汚い自転車を前に、永井さんがアドバイス。クリーニングのコツはできるだけこまめにすること。通勤で使うなら週に1度の頻度がめやす。こまめに掃除すると汚れが少ないので、1回の掃除時間は短時間だし、いつでも快適に乗ることができる。う〜ん、なるほどね。では、具体的な掃除方法をみていこう!
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STEP1 必要なアイテムを集めよう
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自転車のクリーニングを始めるにあたって、まずは揃えておきたいアイテムをみていこう。ここで紹介するのは、永井さんがオススメする必要最小限のもの。作業を手際よく効率的にこなすためにも、優れたアイテムを用意するといい。ここを参考にして、使い勝手のいいものを選んでいこう。
その1 養生用ダンボール
その2 ウエス
その3 ケミカル
1.パーツクリーナー
2.ワックス(塗装面や金属の軽い汚れに)
3.水溶性クリーナー(塗装や手にも優しい)
4.ルーブ/潤滑油(パーツの動きをスムーズに)
その4 ブラシ
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STEP2 クリーニングスタート!!
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1.フレーム
ウエスで磨こう
フレームは、ワックスを使用しウエスで全体を拭いていく。カーボン素材もワックスでOK。どうしても落ちない頑固な汚れには、水溶性クリーナーを使用する。できるだけ細かいところも拭いていこう。ウエスが汚れてしまったら、こまめに交換するのもポイント。表面の傷なども確認する。 |
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2.ホイール
軽い汚れはワックスで落ちる
ホイールは場所や汚れによってケミカルを使い分ける。リムはブレーキシューが当たり、自転車を止める場所なので、パーツクリーナー(シューが痛む)やルーブ(シューが滑る)を使わないように。ホイールが左右に振れていないかも要確認。
ハブ
ホイールの中央部のハブは、さほど汚れていないので、ワックスをつけたウエスで拭くと汚れは落ちる。手が入りにくい場所なので、ホイールを回転させたり、細長いウエスを上手く使って拭いていこう。リアも同様に。しつこい汚れには、パーツクリーナーを使って拭いていく。
スポーク
スポークもワックスで1本1本拭いていく。頑固な汚れにはやはりパーツクリーナーだが、ステンレスのスポークの場合、永井さんが使うのはスチールたわし。スポークを挟み込むようにしてこする。ステンレス以外の素材には厳禁!
リム
ブレーキシューの削れた汚れが付きやすい。ワックスでは落ちない汚れなので、水溶性クリーナーを使おう。タイヤやブレーキシューのゴム素材が触れるところなので、ゴムを痛めるパーツクリーナーは使わないように。
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3.ブレーキ
ウエスを上手に使おう
掃除をするのはおもに金属部分。あまり汚れていないならワックスで落ちる。落ちないときは、水溶性クリーナーを使って拭こう。このときブレーキシューの減り具合(表面の溝がなくなっていると交換時期)やブレーキの片効きがないかも目で見て確認をしよう。 |
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4.チェーンホイール
裏側からがやりやすい
ここからが汚れの本番。チェーンは油を含むので、どうしても埃や汚れが付きやすい。油汚れなので、パーツクリーナーを使用しよう。1周終わったら、変速機を動かしてチェーンの位置を変える。 |
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5.変速機
スプレーの圧で汚れを落とす
変速機のクリーニングも使うのはパーツクリーナー。ウエスにつけて拭いていく。ウエスが入らない変速機の内部は、スプレーのノズルを近くまで持っていき、洗浄液が噴出される“圧”を利用して、汚れを拭き飛ばすといい。そのときは必ず洗浄液がフレームの塗装面につかないよう、裏側からウエスをあてよう。 |
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6.カセットスプロケット
細くしたウエスで
細部までここはまさに汚れの宝庫! じっくりとクリーニングしていこう。まずはブラシでこすって大きな汚れをかき落とし(本当に汚れがボトボト落ちてくる! )、パーツクリーナーを含ませたウエスをうまく使ってギヤ板の間の汚れをていねいに取っていく。
カセットを外すと掃除しやすいよ |
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7.チェーン
潤滑油で汚れを落とす
おもに舗装路を走っている場合は、ルーブを吹きかけて注油とともに、余分な油分をウエスで拭くだけで汚れは落ちる。このとき作業はチェーンの輪の下側で行なうのが汚れを最小限に抑えるコツ。手元はそのままの位置でクランクを回しながら、ぐるっと1周拭いていこう。 |
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STEP3 最後に注油をしよう
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最後の仕上げは注油。クリーニングをしたあとは必要な油分が落ちているので、必ず注油をする習慣をつけるといい。注油箇所は金属でできていて動く場所。具体的には下の★印の場所になる。
忘れちゃイケナイ注油箇所はコチラ
注油が必要な場所は、前後ブレーキアーチ、前後変速機、そしてチェーンだ。チェーンに関しては、前ページのルーブを使ったクリーニングでOK。注油すると金属パーツの動きが滑らかになり、変速などがスムーズで走りやすくなるよ!
(バイシクルクラブ 2007年10月号 p126〜p130 掲載)
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