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BC女子部

とにかく楽しみたい! という欲求のまま、初活動は全員一致でツーリングへ。今回はスペシャルゲストとしてタレントの竹中三佳さんを迎え、ルンルン気分ではじめた準備から一転、南伊豆の旅は波乱万丈だった!

第二回 女だらけの温泉ツーリングin伊豆・下田

BC女子部
数々の難問をクリアしていざ伊豆へ!

編集会議でのホビの軽〜い発言から始まった女子による女子のための連載だったが、巻き添えを食ったカタチになった他4名は、「遊びだったらやりたいこといっぱいあるけど、仕事となるとね……」と苦々しい顔。でも、そこは常日頃の物欲(欲求不満?)も手伝って次第に遠足気分に。

部長ヨシコの「冬は温泉でしょ」という有無を言わさない一言と、いつも悠長なもっちゃんの独り言「向こうでのんびりしたいから近場がいいなぁ」で、まずは最年少でありながら自転車歴トップのタナチュウが旅行誌をあさり、近場の温泉地、伊豆をチョイス。自分の仕事をバタバタと片付けている副部長ワンワンに「コースどうしましょう?」と問いかけるも、「うーん、海が見えて温泉宿が近くにあればいいね」と大雑把な返事。走る道がなければ企画倒れになってしまう! 悩んだタナチュウは、裏ボスのホビに全権を委ねてみた。

「そもそもさー、車で行くの? 女の子だけで輪行はありえないよね。それにいいコースがどこか探せないでしょ。どうせみんな方向音痴なんだし」とひとしきり喋らせたあと、部長ヨシコが「 アロハバイクさん にお願いしよっか」と鶴の一声。これでコースと宿は決まった。
やっと希望の光が見えてきたところで、編集長から「温泉カットは絶対だからな」と爆弾発言が……。またもや不穏な空気が漂う。すると、タレントさんが参加するらしいという情報が入ってきた。写真のメインカットはお願いしよっと。

自転車もウエアもそろって、これで準備万端! 「ツーリング、ゴーゴー!」と急にイケイケモードになった単細胞5人組なのでありました。


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街中と海に癒され峠のアップダウンに倒れる

とにもかくにも、その日の朝は来た。快晴なり。伊豆急下田駅に集合した女子部と竹中さんは選り好んだウエアにバッチリメイク、それにヘルメットを着用して気合い十分でアロハバイクの河村さん夫妻をお出迎え。
まずは、河村さんの自転車乗り方講習で心配ゴトを払拭し、いよいよ下田の街へと繰り出す。「街は信号もあるし、車や人に気をつけてね」と河村さんは女子たちに手信号を送る。女子もすかさず後ろに合図。講習が活かされているようだ。

駅から海に近づいていくと、なまこ壁の民家や干物屋が軒を連ねる通りに入った。「昔っぽい感じがステキ〜」とカメラマン志望のタナチュウがお気に入りの様子。オネエサマのヨシコとわんわんは天日干しされた金目鯛を見て「焼酎がほしい」とわめく。河村さんに引っぱられて次のスポット、お菓子屋へ。ホビ「60〜110円でクッキー食べれるなんて、イマドキすごい!」。手作りのやさしい味に心も満たされる。

レトロな酒屋の土藤商店や、ペリー提督が歩いたとされるペリーロードをワイワイ通りながら、いざ海へ! なんと黒船も現る下田港で小島や吊り橋を眺めながら、海と山に挟まれたサイクリングロードを走り抜ける。「こんなの初めて!」、「海に吸い込まれそう!」。

めいいっぱい癒されたところで、ここからが本番だった。ロードバイクの醍醐味なのか、石廊崎でのアップダウンが続く。半ベソかきながらも、誰一人自転車を降りることなく、あいあい岬に到着!

「みんなで走ったから頑張れたんだよね」と青春ドラマのように感動を分かち合いながら、ふと部長ヨシコが気づいた。「ココって折り返し地点じゃない?」 その後、部長判断で全員サポートカーに引き取られたのでありました。




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ツーリングに必須のアイテム

ツーリングに必須のアイテムをリュックに詰め込み1人が代表で背負う。6人で行くからといって、人数分必要なものはそれほどない。カロリーメイトやチョコレートなどの補給食、予備のチューブやパンクキットは多めに必要だが、携帯ポンプやアーレンキー、タイヤレバー、マキロンなどの消毒液は1つで十分。寒さ対策にホッカイロも入れ、すぐに出し入れできるリュックの脇にドリンクと携帯を入れた。

(バイシクルクラブ 2006年1月号 P124〜P129 掲載)


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