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拙者がサムライ若でござる
我こそはカメラマンライダーの若林正幸なり。下り続けて十数年。以前の勤め
先はIT系で潤っていたのでござるが、バイクに乗るために浪人になった一年
目は収入が1/10。水と霞を食べて今年エリートライダーに昇格。世間の荒波
に揉まれながら下り続ける毎日じゃ。
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こたびは“ラダー”に出陣じゃ!

MTB 天国“ふもとっぱら”に見参
富士の裾野にある“ふもとっぱら”は、首都圏から1 時間半ほどで
東名、中央どちらからもアクセスが容易。レンタルバイクやヘルメ
ットなども用意されている。コースの全長は2 q弱。DH バイクよ
りもフリーライド系かリジットバイクが適したコースだ。
http://fumotoppara.net/ |
マウンテンバイクは一年中楽しめるスポーツ。前回まで修行の場としていた富
士見パノラマはスキー場の準備のため来年の4月末まで走行できぬが、通年オ
ープンしているコースやトレイルと呼ばれる山を走って、来シーズンに向けて
いろいろな経験を積み、より楽しく走れるように修行を行うべし!
すでに天下を名を知られた拙者“サムライ若”と麗しいヤマモト嬢も修行の毎日じゃ!
ゲレンデダウンヒルのシーズンも終了し、これからはトレイルライドの季節じ
ゃが、基本を身につけておかぬと下りのトレイルへ行っても思う存分走ることができないのじゃ!
そこで今回はラダー≠体験し、しっかりとしたバランスを身につけるのじ
ゃ! ラダーで有名なのはビデオなどでも散々紹介されているカナダのノースシ
ョアじゃが、そこまで行かなくても手軽に体験できるのが、今年の夏から常設コースとなり、通年営業しておるふもとっぱら=B今回はこのトレイルでしっかりと練習し、ステップアップを図る術を伝授して進ぜよう!
木で作られたラダーは濡れていると非常に滑りやすく、バランスも、ブレーキ
も微妙なコントロールが大切となるのじゃが、突然そんなハードな状況では苦手意識も高くなるので、今回は乾いた状態のラダー走行で勘弁してやろうぞ。
そもそもラダーとは、斜度のあまりないトレイルを楽しくするためのアイテム。地面からの高ささえなければ、初心者でも楽しく走行することができる便利なアイテムでござる。ハードな所だと数メートルのドロップオフなどが作られているのじゃが、ココは安全で快適に走行できるように設計されているので、安心して走行できるのでござる。
ただし、バランスを崩した時にどうやってラダーから降りるのが安全か?を、練習しておくことは必要じゃ。もちろん、前回指南したドロップオフの降りかたで伝授した前後の体重移動をしっかりとマスターできていれば、比較的簡単にできるはず。それでは、我が弟子ヤマモト嬢を連れだってラダーに出陣じゃ!
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今回、ふもとっぱらでヤマモト嬢が拝借したバイクは、小柄な女性でも乗りや
すく、足つき性もよい24インチホイールのフリーライドバイク。もちろんキッズ用も用意されておるので親子でもカップルでも、手ぶらで来て楽しめるという手軽さ。なかなか憎い演出じゃ!
スタート前の注意としては、ラダー上でのハードブレーキングは厳禁というこ
とじゃ。タイヤがロックしたら後輪だけラダーから滑り落ちてしまうこともあるので、ラダーの手前でしっかりとブレーキング。やむなくラダー上でブレーキをかけるときは、バイクをなるべくラダーと垂直に立てて、じんわりと柔らかくレバーを握り、スピードコントロールを意識することが大切じゃ! ニーシンガードとエルボーガードを装着しておれば、転んでも安心感が高いであろう。では、いざラダーの待つトレイルへ出発じゃ!
ふもとっぱらのコースは斜度があまりなく、全体のスピードもゆっくりなので、失敗したセクションを繰り返し練習することも容易。ちょっと難しいセクションなどは、迂回できるし、納得するまで再挑戦することもできるのじゃ。勝手にスピードが出ることもないので、ビギナーでもあまり恐怖感を感じずに走行できるからして、練習にはもってこいのトレイルなのじゃ。ただし、コースを戻る際は、後続のライダーの邪魔にならぬように注意することが必要じゃ。
うっそうとした森の中に、作られたラダーは、フラットなものからバンクの付
いたもの、シーソーや一本橋など多種多様。これらをひとつひとつクリアすることで、確実にライディングスキルは向上するのじゃ。失敗したら「なぜ失敗したのか」を考え、もう一度チャレンジ!きっと成功できるようになるはずじゃ!
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“スタンディング”は役立つ技じゃ
止まった状態で足を付かずにバランスを取る技でバランス感覚を養うべし。バイクに立ち、利き足を前にして左右の足を水平に。ハンドルを利き足側に軽く切り、軽くブレーキ。倒れそうになったらペダルを踏んで
前に進み、バランスを取り直す。走ってきて止まるのが簡単じゃ!
シーソーでバランス感覚を磨くべし
ふもとっぱらの駐車場には簡単に練習できる小さなシーソーがある。まずはゆっくりと渡って練習じゃ。幅は20 p程で可動するので一度バランスが崩れるが、すぐにバランスを取り直す練習となるので走行前に必ず行っておこう。これが簡単にできればコースに入っても楽しめるはず。
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(自転車生活 Vol.6 P122〜P125 掲載)
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