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ARCHON T1
価格:735,000円(フレームセット)
トップチューブに7面体加工された6Al-4Vチタンを、その他のチューブには最適形状に偏平加工された3Al-2.5Vチタンを採用するライトスピードの自信作。2007年のユーロバイクアワードに輝く珠玉のフレームだ!
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1.芸術的なウェルディングをみせるヘッド部。
2.トップチューブには6Al-4Vチタンが使われ、7面体仕上げされる。
3.チェーンステーは伝達効率を考えて左右非対称だ。 |
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NASAが認めた唯一のチタン加工メーカー
「ライトスピード」はアメリカ合衆国テネシー州チャッタヌーガに本拠を置くチタンフレーム専門メーカーである。チタンは地球上に存在する金属の中で最も耐候性に優れた素材で、通常の環境下では絶対に錆びることがないのが特長だ。またチタン(正確にはチタン合金)は強度や硬度、耐疲労性、軽量性など、スチールやアルミ、マグネシウムといった他の金属素材と比べて圧倒的に優れた特性を数多くもっている。そのため、近年では宇宙船や航空機、潜水艦など、最高のテクノロジーを必要とする分野になくてはならない素材となっている。
しかし、一方でチタンは加工しづらい素材でもある。その高い硬度によってチューブを作るのはスチールやアルミと比べて圧倒的に難しく、その溶接も特殊な設備と熟練した職人の腕を必要とする。実はライトスピードは、この分野で世界最高の技術を擁しているメーカーだ。NASA(アメリカ航空宇宙局)が2009年に打ち上げる火星探査機のサスペンションアームはチタンで作られるのだが、この製作を任されたのは何を隠そうライトスピードだった。NASAがこのサスペンションアームを開発するにあたり、世界中のチタン加工メーカーをリサーチした。その結果、世界最高の技術をもったメーカーと認定されたのがライトスピードだったのだ。この事実はアメリカの国家機密に属するため、2007年まで公表することができなかったのだが、晴れて08年から公表することをNASAに許されたそうである。
話を自転車に戻そう。ライトスピードの卓越した技術と性能は、多くのプロ選手が認めるところだ。メーカーとの契約が今ほど厳しくなかった10数年前には、ライトスピードのチタンフレームを自費で購入して所属チームのカラーに塗り、こっそりと使う選手がたくさんいたのである。誰よりもバイクの性能に敏感で、勝つためには最高の機材を使いたがるプロ選手にそこまでして使われたという事実は、ライトスピードの優秀性を示す最大の証左といえるだろう。
また、名だたる超一流メーカーがチタンフレームの製作をライトスピードに依頼していた(現在はOEMを断っている)という事実も見逃すことはできない。ライトスピードで使われるチタン合金は3Al.2・5Vと6Al.4Vがメインだが、これらはもともと軍需用として開発された素材である。つまり、性能だけを追求したモノで、採算性は度外視されているのだ。そんな難しい素材を自由自在に扱えるのは、世界中探してもライトスピードしかなかったのである。
また、ライトスピードは環境に優しいメーカーでもある。加工の過程でできるチタンの削りクズは、100%リサイクルされている。ライトスピードのチタンフレームは永久保証がつくほどの頑丈さをもっているのだが、さすがに交通事故等で壊れることもある。そんな破損したフレームも代理店を通じて回収され、リサイクルされている。こういった企業姿勢は、ますますエコロジーが叫ばれるようになってきた昨今、大いに評価すべき点であるといえるだろう。
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